Mars&Jupiter

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ベルリーニの歌劇「ノルマ」第二幕を聴きながら

2008-03-11 07:17:57 | 古典~現代音楽イタリア編
昨日は、ウォーキングを休みました。
昨日聴いたのは、ベルリーニの歌劇「ノルマ」の第二幕。
2人の息子との心中しようと試みるノルマが、
それが息子の寝顔を見ているとできないことをさとって嘆く。
その嘆くところが聴いていると伝わってくるのである。
アダルジーザにはポリオーネと別れる決意を伝える。
ノルマは、群集の前でポリオーネを殺す前に、
その彼に共犯した巫女を明かそうとし、
それが自分であることを明かし、
火刑台に上るという話である。

古典的な音楽のスタイルであり、プッチーニや
ヴェルディの音楽のような展開はないが、
ベルリーニらしいドラマティックな展開がいい。
ノルマを演じる歌手の力量が問われる曲である。
そういう意味では、歌手にとってはその役を演じるのが
大変だろうなあと思わせる作品ではある。
コメント
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