Mars&Jupiter

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ラフマニノフのカンタータ「春」を聴きながら

2008-03-14 11:49:23 | 古典~現代音楽ロシア編
昨日は、ウォーキングを休みました。
昨日聴いたのは、カンタータ「春」である。
ラフマニノフが1902年に作曲した作品で、
バリトンと合唱と管弦楽のためのものである。
今回聴いたCDはスヴェトラーノフの演奏。
プロコフィエフの演奏はなかなかいい。
バリトンの熱演と合唱の素晴らしさが際立つ演奏である。

長い管弦楽による序奏が3分近く続く。
その曲は長い冬が終わり、積もった雪が融け
春の息吹きを感じされるような部分を描写している。
そして合唱が入り、遅れてバリトンの独唱が入る。
寒くて厳しいロシアの草原を思わせる曲である。
ロシアでは冬の時期が長いからこそ、
春の到来は待ちどうしいものであろう。
ロマンティックな調性を保った彼の作品は、
壮大なカンタータであり、聴きやすくていい。
最後は消えるようにして静かに終わる。
首都圏で雪が積もり続けることはなかなかないが、
暖かい春が到来するのを待ちわびる気持ちは同じである。
とはいえ、すっかりもう季節は春の陽気だ。
コメント
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