昨日は星川駅から横浜まで歩きました。
横浜近辺の桜の木はだいぶ咲いており、
今週末には満開になりそうな感じである。
浅間町の公園の中の桜も半分以上開花しているようすである。
途中聴いたのは、アハティ・ソンニネンの「恋は通り過ぎていく」。
アハティ・ソンニネン(Ahti Sonninen)は
1914年生まれ1984年没のフィンランドの作曲家である。
「恋は通り過ぎていく(El Amor Pasa、過ぎ去った恋)」作品40は、
1953年に作曲された作品であり、ソプラノ、
フルートおよび室内管弦楽のための作品である。
フィンランドの管楽器音楽のCDの中におさめられている。
「恋は通り過ぎていく」は、4つの曲からなる。
CDの英文の解説によると、
この作品の作曲のきっかけは1953年の冬の時期に、
作曲者のソンニネンが女性の友人アンナ・コッコ-ザルクマンに
ソロ・フルートが一緒に参加できるような
歌の作品はないのといわれたことから始まる。
ならばそれに見合ったテクストを提供してくれよと言ったのに対し、
彼女が提供したのは1836年スペイン生まれのロマン派の文学者
グスターボ・アドルフォ・ベッケル(Gustavo Adolfo Becquer)の詩で、
その2つの詩をもとに最初の2曲を完成させたようである。
その後同じ作家による4つの詩を12の楽器と
フルートを加えた作品に仕上げたようである。
3つの歌はフルートが加わることで、
過ぎ去っていくはかない恋を表現しているようにもみえる。
最初の1曲目では、恋することによるためいきが、
やがては大気(空気)に戻っていってしまうことや、
恋することによりあふれ出る涙は水となって、
やがて海に流れていくように、
恋もやがてはどこにいったかわからないように
忘れ去られてしまうものだといっているようである。
最初管弦楽は曲の導入にしか出てこない。
1曲から3曲の中で次第に管弦楽の導入部が、
次第に長くなっていることが特徴である。
そして3曲目では途中でも管弦楽が一部加わる。
4曲目は管弦楽が歌の伴奏に完全に加わる。
最後は「何が起きたのか?それは過ぎ去った恋」
という意味の歌詞を歌って終わる。
恋とは、何だろう?
後になって考えると、なぜあの頃恋をしたのか
その時の気持ちの高ぶりが、不思議に思えてしまう。
でもその時はその気持ちをおさえられないほど、
真剣になってしまうのだから、
人間の心理というものはおもしろいものである。
横浜近辺の桜の木はだいぶ咲いており、
今週末には満開になりそうな感じである。
浅間町の公園の中の桜も半分以上開花しているようすである。
途中聴いたのは、アハティ・ソンニネンの「恋は通り過ぎていく」。
アハティ・ソンニネン(Ahti Sonninen)は
1914年生まれ1984年没のフィンランドの作曲家である。
「恋は通り過ぎていく(El Amor Pasa、過ぎ去った恋)」作品40は、
1953年に作曲された作品であり、ソプラノ、
フルートおよび室内管弦楽のための作品である。
フィンランドの管楽器音楽のCDの中におさめられている。
「恋は通り過ぎていく」は、4つの曲からなる。
CDの英文の解説によると、
この作品の作曲のきっかけは1953年の冬の時期に、
作曲者のソンニネンが女性の友人アンナ・コッコ-ザルクマンに
ソロ・フルートが一緒に参加できるような
歌の作品はないのといわれたことから始まる。
ならばそれに見合ったテクストを提供してくれよと言ったのに対し、
彼女が提供したのは1836年スペイン生まれのロマン派の文学者
グスターボ・アドルフォ・ベッケル(Gustavo Adolfo Becquer)の詩で、
その2つの詩をもとに最初の2曲を完成させたようである。
その後同じ作家による4つの詩を12の楽器と
フルートを加えた作品に仕上げたようである。
3つの歌はフルートが加わることで、
過ぎ去っていくはかない恋を表現しているようにもみえる。
最初の1曲目では、恋することによるためいきが、
やがては大気(空気)に戻っていってしまうことや、
恋することによりあふれ出る涙は水となって、
やがて海に流れていくように、
恋もやがてはどこにいったかわからないように
忘れ去られてしまうものだといっているようである。
最初管弦楽は曲の導入にしか出てこない。
1曲から3曲の中で次第に管弦楽の導入部が、
次第に長くなっていることが特徴である。
そして3曲目では途中でも管弦楽が一部加わる。
4曲目は管弦楽が歌の伴奏に完全に加わる。
最後は「何が起きたのか?それは過ぎ去った恋」
という意味の歌詞を歌って終わる。
恋とは、何だろう?
後になって考えると、なぜあの頃恋をしたのか
その時の気持ちの高ぶりが、不思議に思えてしまう。
でもその時はその気持ちをおさえられないほど、
真剣になってしまうのだから、
人間の心理というものはおもしろいものである。