昨日は希望が丘から鶴ヶ峰まで歩きました。
途中聴いた曲は、1899年生まれのチャベスの作品。
聴いたCDは、エドゥアルド・マータ指揮、
ロンドン交響楽団の演奏によるもの。
交響曲第3番は1951年に作曲された。
第一楽章序奏アンダンテ・モデラートは、
金管楽器と打楽器の強奏により始まる。
オーボエが哀愁を漂わせた旋律を奏で、
金管楽器・打楽器が荒々しい旋律を奏で、
弦楽器はシリアスな旋律を奏でる。
途中からは弦楽器によって示された主題が、
木管楽器にも引き継がれフーガ風に扱われる。
楽章の後半は一時弦楽器のみの合奏となり、
それに管楽器が絡むようになり、
フルートとティンパニによる音が残り静かに終わる。
第二楽章アレグロは、前楽章から切れ目なく続き、
弦楽器の刻むリズムに乗って、フルートが主題を奏でていく。
弦楽器のもう一つの主題が示され、提示部を形作る。
古典的なソナタ形式によって作られた楽章である。
展開部に入り、木管楽器同士のやりとり、
弦楽器のみの合奏などがみられ、軽快に曲は進行していく。
ジャズの要素も取り入れているような即興的な箇所もみられる。
曲は行進曲風にもなりながら盛り上がりをみせていく。
そしてフルートが最初の主題を吹き、再現部に入る。
最後は弦楽合奏のみとなり、消え入るように静かに終わる。
第三楽章スケルツォは、三部形式で書かれている。
フルート・ソロが主題を奏で、ファゴットやオーボエが引き継ぎ、
木管楽器中心にニールセンの交響曲第6番を思わせるような、
またはプロコフィエフ風の風刺を利かせたような音楽が奏される。
トリオでは金管楽器も加わり盛りあがりをみせていく。
そのあとは再び木管楽器中心に音楽が展開され、
弦楽器が最初の主題を奏で、打楽器も加わり、
最後は金管楽器とフルート・ソロにより終わる。
第四楽章フィナーレ:モルト・レントは、
第一楽章の主題を遣った展開部と再現部に相当し、
また、第二楽章の主題も取り扱われる。
ハープとオーボエによって始まる神秘的な音楽に、
弦楽器が加わり、そのあとは木管楽器中心に進行する。
やがて金管楽器も加わり荒々しい音楽になっていく。
それが終わると弦楽器合奏による部分となり、
最後は打楽器とともに金管楽器が2つの音型を繰り返し、
壮大なフィナーレとなって堂々と終わる。
それにしてもなかなか聴き応えのある交響曲である。
途中聴いた曲は、1899年生まれのチャベスの作品。
聴いたCDは、エドゥアルド・マータ指揮、
ロンドン交響楽団の演奏によるもの。
交響曲第3番は1951年に作曲された。
第一楽章序奏アンダンテ・モデラートは、
金管楽器と打楽器の強奏により始まる。
オーボエが哀愁を漂わせた旋律を奏で、
金管楽器・打楽器が荒々しい旋律を奏で、
弦楽器はシリアスな旋律を奏でる。
途中からは弦楽器によって示された主題が、
木管楽器にも引き継がれフーガ風に扱われる。
楽章の後半は一時弦楽器のみの合奏となり、
それに管楽器が絡むようになり、
フルートとティンパニによる音が残り静かに終わる。
第二楽章アレグロは、前楽章から切れ目なく続き、
弦楽器の刻むリズムに乗って、フルートが主題を奏でていく。
弦楽器のもう一つの主題が示され、提示部を形作る。
古典的なソナタ形式によって作られた楽章である。
展開部に入り、木管楽器同士のやりとり、
弦楽器のみの合奏などがみられ、軽快に曲は進行していく。
ジャズの要素も取り入れているような即興的な箇所もみられる。
曲は行進曲風にもなりながら盛り上がりをみせていく。
そしてフルートが最初の主題を吹き、再現部に入る。
最後は弦楽合奏のみとなり、消え入るように静かに終わる。
第三楽章スケルツォは、三部形式で書かれている。
フルート・ソロが主題を奏で、ファゴットやオーボエが引き継ぎ、
木管楽器中心にニールセンの交響曲第6番を思わせるような、
またはプロコフィエフ風の風刺を利かせたような音楽が奏される。
トリオでは金管楽器も加わり盛りあがりをみせていく。
そのあとは再び木管楽器中心に音楽が展開され、
弦楽器が最初の主題を奏で、打楽器も加わり、
最後は金管楽器とフルート・ソロにより終わる。
第四楽章フィナーレ:モルト・レントは、
第一楽章の主題を遣った展開部と再現部に相当し、
また、第二楽章の主題も取り扱われる。
ハープとオーボエによって始まる神秘的な音楽に、
弦楽器が加わり、そのあとは木管楽器中心に進行する。
やがて金管楽器も加わり荒々しい音楽になっていく。
それが終わると弦楽器合奏による部分となり、
最後は打楽器とともに金管楽器が2つの音型を繰り返し、
壮大なフィナーレとなって堂々と終わる。
それにしてもなかなか聴き応えのある交響曲である。