昨日は三枚町から西谷駅まで歩きました。
途中聴いたのは、マルティヌーの歌曲である。
2つの歌曲は、1932年に作曲された。
今回聴いたCDは、オルガ・チェルナーのメゾ・ソプラノ、
イトカ・チェホヴァーのピアノ演奏による。
「桃の花」はチャン・ヨー・スンの詩を、
ブランカ・パートコヴァーが訳したものをテキストに使っている。
ピアノが人の歩みのようにゆったりしたテンポで奏でる序奏は、
サティを思わせるような音楽で、その伴奏に乗って歌が入る。
その旋律は序奏の部分で現れたものであるが、
中間部では別の対照的な旋律が現れ、再び冒頭の旋律が現れて終わる。
「病める秋」はギョーム・アポリネールの詩集「アルコール」の中の詩を
テキストに使いながら、秋という季節を愛する詩人が、
落ち葉と朽ちていく森の様子を死に見立て、人生をそれに投影していく。
季節の変化と心の動きを情緒豊かに歌っていく。
フランスに滞在した時期に作曲された作品であるため、
前曲と同じく印象派的な感じを思わせるフランス風の音楽である。
途中聴いたのは、マルティヌーの歌曲である。
2つの歌曲は、1932年に作曲された。
今回聴いたCDは、オルガ・チェルナーのメゾ・ソプラノ、
イトカ・チェホヴァーのピアノ演奏による。
「桃の花」はチャン・ヨー・スンの詩を、
ブランカ・パートコヴァーが訳したものをテキストに使っている。
ピアノが人の歩みのようにゆったりしたテンポで奏でる序奏は、
サティを思わせるような音楽で、その伴奏に乗って歌が入る。
その旋律は序奏の部分で現れたものであるが、
中間部では別の対照的な旋律が現れ、再び冒頭の旋律が現れて終わる。
「病める秋」はギョーム・アポリネールの詩集「アルコール」の中の詩を
テキストに使いながら、秋という季節を愛する詩人が、
落ち葉と朽ちていく森の様子を死に見立て、人生をそれに投影していく。
季節の変化と心の動きを情緒豊かに歌っていく。
フランスに滞在した時期に作曲された作品であるため、
前曲と同じく印象派的な感じを思わせるフランス風の音楽である。