昨日は二俣川から鶴ヶ峰駅まで歩きました。
途中聴いたのは、マルティヌーの交響曲である。
交響曲第4番H.305は、1945年に作曲された。
初演は同年オーマンディ指揮フィラデルフィア管弦楽団によって行われた。
(昨日のニュースではフィラデルフィア管弦楽団が破産申請を出したらしい)
この作品は中学校時代にサヴァリッシュ指揮、NHK交響楽団の演奏で聴き、
初めてこのマルティヌーの作品に触れた記憶がある。
そのあとノイマンによる交響曲全集を輸入盤レコードで買って聴いたものだ。
今回聴いたCDは、そのヴァーツラフ・ノイマン指揮、
チェコ・フィルハーモニー管弦楽団の演奏による。
第一楽章ポコ・モデラートは、弦楽器によるゆらめくような前奏に続き、
金管楽器などで盛り上げ、ヴァイオリンが明るくのびのびとした主題を奏でる。
木管楽器による鳥のさえずりのような音をはさみながら、主題は繰り返され、
やがてホルンが入ると、軽快な音楽になり、打楽器なども加わり盛り上がる。
そのあといったん静まりさえずりのような音に続き、再び主題が奏され、
そのあと主題は展開されていき、その短い展開のあと主題が再現され、
短いコーダを経て、金管楽器を中心に最後華やかに終わる。
第二楽章アレグロ・ヴィーヴォは、弦のオスティナートの上で、
スケルツォ風の主題がファゴットに現れ、
他の木管楽器や金管楽器に受け継がれて盛り上がりをみせる。
この主題を繰り返したあと中間部のトリオになり、
ヴァイオリン中心に穏やかで明るい旋律が奏でられ、
フルートなど木管楽器がそれに絡んでいく。
ファゴットとイングリッシュ・ホルンが登場し、
ピアノとフルートが引き継いだ後再び荒々しいスケルツォ主題が現れ、
最後は金管楽器と打楽器を中心に盛り上がり、華々しく終わる。
第三楽章ラルゴは、木管楽器の短い上昇する音に続き、
弦楽合奏により半音階的に下降する音楽は沈鬱な感じで始まる。
これは第二次世界大戦での犠牲に対する鎮魂のようにも聞こえる。
ピアノも加わり、重々しく悲痛な感じが出る一方、
弦三重奏によるカンタービレは、何か救いのようなものも感じさせる。
木管楽器が加わり、徐々に弦楽器が奏でる旋律は明るさをみせる。
ここにはマルティヌーの望郷の念も示されているのかもしれない。
ティンパニが入り激しい感情の部分もみられるが、
木管楽器と弦楽器により奏でられる上昇するような音楽は、
やがて天国のようなおだやかな音楽となって終わる。
第四楽章ポコ・モデラートは、木管楽器やピアノがうごめく中、
弦楽器がシリアスな感じの主題を奏でていき、緊張感のある音楽である。
フルートなど木管楽器が絡んだあと、ヴァイオリンがもう一つの主題を奏でる。
その主題は金管楽器と弦楽器により繰り返され、冒頭の主題も繰り返されるが、
やがてもう一つの主題が明るさを持ちながら奏され盛り上がり、
タムタムが鳴り響く中、勝利感のあるような明るさを持って華々しく終わる。
途中聴いたのは、マルティヌーの交響曲である。
交響曲第4番H.305は、1945年に作曲された。
初演は同年オーマンディ指揮フィラデルフィア管弦楽団によって行われた。
(昨日のニュースではフィラデルフィア管弦楽団が破産申請を出したらしい)
この作品は中学校時代にサヴァリッシュ指揮、NHK交響楽団の演奏で聴き、
初めてこのマルティヌーの作品に触れた記憶がある。
そのあとノイマンによる交響曲全集を輸入盤レコードで買って聴いたものだ。
今回聴いたCDは、そのヴァーツラフ・ノイマン指揮、
チェコ・フィルハーモニー管弦楽団の演奏による。
第一楽章ポコ・モデラートは、弦楽器によるゆらめくような前奏に続き、
金管楽器などで盛り上げ、ヴァイオリンが明るくのびのびとした主題を奏でる。
木管楽器による鳥のさえずりのような音をはさみながら、主題は繰り返され、
やがてホルンが入ると、軽快な音楽になり、打楽器なども加わり盛り上がる。
そのあといったん静まりさえずりのような音に続き、再び主題が奏され、
そのあと主題は展開されていき、その短い展開のあと主題が再現され、
短いコーダを経て、金管楽器を中心に最後華やかに終わる。
第二楽章アレグロ・ヴィーヴォは、弦のオスティナートの上で、
スケルツォ風の主題がファゴットに現れ、
他の木管楽器や金管楽器に受け継がれて盛り上がりをみせる。
この主題を繰り返したあと中間部のトリオになり、
ヴァイオリン中心に穏やかで明るい旋律が奏でられ、
フルートなど木管楽器がそれに絡んでいく。
ファゴットとイングリッシュ・ホルンが登場し、
ピアノとフルートが引き継いだ後再び荒々しいスケルツォ主題が現れ、
最後は金管楽器と打楽器を中心に盛り上がり、華々しく終わる。
第三楽章ラルゴは、木管楽器の短い上昇する音に続き、
弦楽合奏により半音階的に下降する音楽は沈鬱な感じで始まる。
これは第二次世界大戦での犠牲に対する鎮魂のようにも聞こえる。
ピアノも加わり、重々しく悲痛な感じが出る一方、
弦三重奏によるカンタービレは、何か救いのようなものも感じさせる。
木管楽器が加わり、徐々に弦楽器が奏でる旋律は明るさをみせる。
ここにはマルティヌーの望郷の念も示されているのかもしれない。
ティンパニが入り激しい感情の部分もみられるが、
木管楽器と弦楽器により奏でられる上昇するような音楽は、
やがて天国のようなおだやかな音楽となって終わる。
第四楽章ポコ・モデラートは、木管楽器やピアノがうごめく中、
弦楽器がシリアスな感じの主題を奏でていき、緊張感のある音楽である。
フルートなど木管楽器が絡んだあと、ヴァイオリンがもう一つの主題を奏でる。
その主題は金管楽器と弦楽器により繰り返され、冒頭の主題も繰り返されるが、
やがてもう一つの主題が明るさを持ちながら奏され盛り上がり、
タムタムが鳴り響く中、勝利感のあるような明るさを持って華々しく終わる。