昨日は二俣川から鶴ヶ峰駅まで歩きました。
今回とりあげるのは、マルティヌーの管弦楽曲である。
オーケストラのための寓話H.367は、1957年から1958年にかけ作曲された。
ボストン交響楽団の委嘱を受けて作曲され、
シャルル・ミンシュ指揮同楽団で1959年2月13日に初演されている。
CDの解説によると最初の二曲はアントワーヌ・ド・サン・テグジュベリの
小説「城砦」155章と186章から採られているようで、
最後の曲はフランスの劇作家ジョルジュ・ヌヴーの劇「テセウスの旅」の
断片から採っているようなことが書かれている。
今回聴いたCDは、カレル・アンチェル指揮、
チェコ・フィルハーモニー管弦楽団の演奏による。
第1曲「彫刻の寓話」アンダンテ・パストラーレは、
幻想的な感じで始まり、印象派風であるが、
おだやかな感じから荒々しくなる部分には、
しっかりマルティヌーらしい作風をみることができる。
中間でフルートなど木管楽器中心に旋律が奏された、
トランペット・ソロが吹かれたあと、
弦楽器中心に再びおだやかな音楽となり、
木管楽器などが絡みながら、最後は幻想的な感じで終わる。
第2曲「庭園の寓話」ポコ・モデラートは、木管楽器中心に旋律が奏でられ、
打楽器や金管楽器が加わり荒々しくなったあと、
上下する音型を木管楽器は繰り返し、
ホルンが弦楽器の伴奏の上で牧歌風の旋律を奏でる。
そのあと木管楽器中心におだやかで牧歌的な旋律と、
弦楽器と金管楽器による盛り上がりを繰り返しながら、
荒々しく盛り上がったあと、ハープの音が入り、
再びおだやかな音楽になって終わる。
第3曲「船の寓話」ポコ・アレグロ-モデラート-ポコ・アレグロは、
荒々しく不安な感じを思わせる音楽で始まる。
打楽器が強烈なリズム叩き、緊張感ある旋律が奏でられる。
いったんおだやかになって木管楽器中心に叙情的な旋律が奏でられ、
弦楽器がそれを引き継ぐが、やがて打楽器が加わり荒々しくなるが、
それが終わり弦のピッチカートの上で木管楽器がおだやかな旋律を奏でる。
そのあと弦楽器が中心となっていくが、木管楽器がそれに絡んで不安な
しかし幻想的な部分をみせ、再び金管楽器と打楽器が加わり荒々しくなる。
冒頭の強烈なリズムが刻まれ、緊迫感に満ちた音楽となる。
最後は力強い二音によるトッティで終わる。
今回とりあげるのは、マルティヌーの管弦楽曲である。
オーケストラのための寓話H.367は、1957年から1958年にかけ作曲された。
ボストン交響楽団の委嘱を受けて作曲され、
シャルル・ミンシュ指揮同楽団で1959年2月13日に初演されている。
CDの解説によると最初の二曲はアントワーヌ・ド・サン・テグジュベリの
小説「城砦」155章と186章から採られているようで、
最後の曲はフランスの劇作家ジョルジュ・ヌヴーの劇「テセウスの旅」の
断片から採っているようなことが書かれている。
今回聴いたCDは、カレル・アンチェル指揮、
チェコ・フィルハーモニー管弦楽団の演奏による。
第1曲「彫刻の寓話」アンダンテ・パストラーレは、
幻想的な感じで始まり、印象派風であるが、
おだやかな感じから荒々しくなる部分には、
しっかりマルティヌーらしい作風をみることができる。
中間でフルートなど木管楽器中心に旋律が奏された、
トランペット・ソロが吹かれたあと、
弦楽器中心に再びおだやかな音楽となり、
木管楽器などが絡みながら、最後は幻想的な感じで終わる。
第2曲「庭園の寓話」ポコ・モデラートは、木管楽器中心に旋律が奏でられ、
打楽器や金管楽器が加わり荒々しくなったあと、
上下する音型を木管楽器は繰り返し、
ホルンが弦楽器の伴奏の上で牧歌風の旋律を奏でる。
そのあと木管楽器中心におだやかで牧歌的な旋律と、
弦楽器と金管楽器による盛り上がりを繰り返しながら、
荒々しく盛り上がったあと、ハープの音が入り、
再びおだやかな音楽になって終わる。
第3曲「船の寓話」ポコ・アレグロ-モデラート-ポコ・アレグロは、
荒々しく不安な感じを思わせる音楽で始まる。
打楽器が強烈なリズム叩き、緊張感ある旋律が奏でられる。
いったんおだやかになって木管楽器中心に叙情的な旋律が奏でられ、
弦楽器がそれを引き継ぐが、やがて打楽器が加わり荒々しくなるが、
それが終わり弦のピッチカートの上で木管楽器がおだやかな旋律を奏でる。
そのあと弦楽器が中心となっていくが、木管楽器がそれに絡んで不安な
しかし幻想的な部分をみせ、再び金管楽器と打楽器が加わり荒々しくなる。
冒頭の強烈なリズムが刻まれ、緊迫感に満ちた音楽となる。
最後は力強い二音によるトッティで終わる。