昨日は三枚町から西谷まで歩きました。
途中聴いたのは、マルティヌーの交響曲である。
交響曲第3番H.299は1944年に作曲された。
今回聴いたCDは、ブライデン・トムソン指揮、
ロイヤル・スコティシュ管弦楽団の演奏によるもの。
第一楽章アレグロ・ポコ・モデラートは、ソナタ形式で書かれている。
冒頭の暗い感じは第二次世界大戦の状況を反映しているのだろう。
第一主題は見通しのないような不安を感じさせるが、一瞬希望が見えたりする。
しかし、第二主題では現実の厳しい状況が緊張感のある音楽を作り出している。
弦楽器と金管楽器がその緊張感のある部分を表現し、
木管楽器はその現実とは違う楽天的な側面を表現している。
再び冒頭からの主題が繰り返され、短いコーダで最後劇的に終わる。
第二楽章ラルゴは、弦楽器中心に始まり暗い感じが続き、
ここでも緊張感のある音楽が続いていくが、木管楽器がそれを和らげる。
フルートが奏する部分はこの盤ではあっさりとしているが、
それはこの楽章全般にもみられることで、テンポ自体は速めである。
最後の弦楽器の暗さから明るさへと変化する部分はマルティヌーらしい。
第三楽章アレグロは、金管楽器により荒々しく始まる。
自由なソナタ形式で書かれているこの楽章では、
金管楽器のパワフルな部分と、木管楽器の軽快な部分が絡み合い面白い。
しかし、二つの楽章に比べると不安感や緊張感というよりは、
何か希望や解放感のようなものが感じられる気がする。
中間部の室内楽的な部分を経て、木管楽器中心に明るい旋律が登場する。
金管楽器と弦楽器も加わり、最後は明るい雰囲気の中で終わる。
途中聴いたのは、マルティヌーの交響曲である。
交響曲第3番H.299は1944年に作曲された。
今回聴いたCDは、ブライデン・トムソン指揮、
ロイヤル・スコティシュ管弦楽団の演奏によるもの。
第一楽章アレグロ・ポコ・モデラートは、ソナタ形式で書かれている。
冒頭の暗い感じは第二次世界大戦の状況を反映しているのだろう。
第一主題は見通しのないような不安を感じさせるが、一瞬希望が見えたりする。
しかし、第二主題では現実の厳しい状況が緊張感のある音楽を作り出している。
弦楽器と金管楽器がその緊張感のある部分を表現し、
木管楽器はその現実とは違う楽天的な側面を表現している。
再び冒頭からの主題が繰り返され、短いコーダで最後劇的に終わる。
第二楽章ラルゴは、弦楽器中心に始まり暗い感じが続き、
ここでも緊張感のある音楽が続いていくが、木管楽器がそれを和らげる。
フルートが奏する部分はこの盤ではあっさりとしているが、
それはこの楽章全般にもみられることで、テンポ自体は速めである。
最後の弦楽器の暗さから明るさへと変化する部分はマルティヌーらしい。
第三楽章アレグロは、金管楽器により荒々しく始まる。
自由なソナタ形式で書かれているこの楽章では、
金管楽器のパワフルな部分と、木管楽器の軽快な部分が絡み合い面白い。
しかし、二つの楽章に比べると不安感や緊張感というよりは、
何か希望や解放感のようなものが感じられる気がする。
中間部の室内楽的な部分を経て、木管楽器中心に明るい旋律が登場する。
金管楽器と弦楽器も加わり、最後は明るい雰囲気の中で終わる。