昨日はウォーキングを休みました。
今回とりげるのはニールセンが1910年から1911年にかけて作曲した、
交響曲第3番ニ短調「ひろがりの交響曲」作品27(FS60)である。
今回聴いたCDはジル・ゴメスのソプラノ、
ブライアン・ライナー・クックのバリトン、
オーレ・シュミット指揮、ロンドン交響楽団の演奏によるもの。
オーレ・シュミット盤は高校生の頃か、大学生の頃に、
レコード店でニールセンの交響曲全集が売っているのをみかけ、
買いたいと思ったものの、あまりにも高いので買えなかったが、
CDの時代になってようやく買いやすい値段になった。
第一楽章アレグロ・エスパンシヴォは、冒頭のユニゾンによる音型は、
1音から2音さらに細かく広がりをみせ、そのあと第一主題が弦楽器により奏でられる。
この勇ましい主題とは対照的に、木管楽器により示される第二主題は牧歌的である。
展開部はこれら主題が変形されてワルツ風に奏でられ、壮大な感じに展開され、
弦楽器が第一主題の断片をピチカートで奏で、
その上を第二主題が奏でられるなどの展開をみせ、
それぞれの主題が再現されたあと、金管楽器と打楽器で盛り上がりをみせ、
フーガ風の展開もみせながら、最後盛り上ったところで終わる。
第二楽章アンダンテ・パストラーレは、ホルンの音に導かれ、
弦楽器がおだやかな旋律をユニゾンで奏でて始まる。
そしてティンパニが響き、フルートやオーボエなど木管楽器が旋律を奏でたあと、
再び弦楽器がユニゾンで旋律を奏でたあと、ハーモニーを付けていき、
管楽器の部分と弦楽器のみの合奏を繰り返したあと、
管弦楽全体の合奏の上でバリトンのヴォカリーズが入り、
やがてソプラノのヴォカリーズも入り、雄大な自然を感じさせる音楽になる。
バリトンとソプラノのヴォカリーズが絡み合ったあと、
管弦楽の部分が続いたあと、再びバリトンとソプラノのヴォカリーズが絡み、
最後は管楽器の響く中、おだやかに終わる。
第三楽章アレグレット・ウン・ポコは、ホルンの響きで始まり、
そのあと木管楽器が民謡風で軽快な旋律を奏でていく。
牧歌的で平和な感じを思わせる音楽で、舞踏風の旋律が繰り返されていく。
弦楽器によるフーガ風の展開や木管楽器の中での旋律の掛け合い、
そして金管楽器と打楽器による盛り上る部分などを経て、
冒頭の民謡風の旋律が再び奏でられて繰り返されたあと、
最後はティンパニが響く中、おだやかに終わる。
第四楽章フィナーレ(アレグロ)は、弦楽器による堂々とした主題で始まる。
フーガ風の展開もみせたあと、木管楽器がもう一つの主題を奏でていく。
主題をさまざまな形で展開していくが、そこに出てくるフレージングや、
フーガ風の展開はまさにニールセンの個性が現されたものである。
北欧の自然を感じさせる魅力にもあふれており、
冒頭の堂々とした主題が弦楽器により再び繰り返され、
金管楽器も加わって、最後はティンパニが響く中で力強く終わる。
今回とりげるのはニールセンが1910年から1911年にかけて作曲した、
交響曲第3番ニ短調「ひろがりの交響曲」作品27(FS60)である。
今回聴いたCDはジル・ゴメスのソプラノ、
ブライアン・ライナー・クックのバリトン、
オーレ・シュミット指揮、ロンドン交響楽団の演奏によるもの。
オーレ・シュミット盤は高校生の頃か、大学生の頃に、
レコード店でニールセンの交響曲全集が売っているのをみかけ、
買いたいと思ったものの、あまりにも高いので買えなかったが、
CDの時代になってようやく買いやすい値段になった。
第一楽章アレグロ・エスパンシヴォは、冒頭のユニゾンによる音型は、
1音から2音さらに細かく広がりをみせ、そのあと第一主題が弦楽器により奏でられる。
この勇ましい主題とは対照的に、木管楽器により示される第二主題は牧歌的である。
展開部はこれら主題が変形されてワルツ風に奏でられ、壮大な感じに展開され、
弦楽器が第一主題の断片をピチカートで奏で、
その上を第二主題が奏でられるなどの展開をみせ、
それぞれの主題が再現されたあと、金管楽器と打楽器で盛り上がりをみせ、
フーガ風の展開もみせながら、最後盛り上ったところで終わる。
第二楽章アンダンテ・パストラーレは、ホルンの音に導かれ、
弦楽器がおだやかな旋律をユニゾンで奏でて始まる。
そしてティンパニが響き、フルートやオーボエなど木管楽器が旋律を奏でたあと、
再び弦楽器がユニゾンで旋律を奏でたあと、ハーモニーを付けていき、
管楽器の部分と弦楽器のみの合奏を繰り返したあと、
管弦楽全体の合奏の上でバリトンのヴォカリーズが入り、
やがてソプラノのヴォカリーズも入り、雄大な自然を感じさせる音楽になる。
バリトンとソプラノのヴォカリーズが絡み合ったあと、
管弦楽の部分が続いたあと、再びバリトンとソプラノのヴォカリーズが絡み、
最後は管楽器の響く中、おだやかに終わる。
第三楽章アレグレット・ウン・ポコは、ホルンの響きで始まり、
そのあと木管楽器が民謡風で軽快な旋律を奏でていく。
牧歌的で平和な感じを思わせる音楽で、舞踏風の旋律が繰り返されていく。
弦楽器によるフーガ風の展開や木管楽器の中での旋律の掛け合い、
そして金管楽器と打楽器による盛り上る部分などを経て、
冒頭の民謡風の旋律が再び奏でられて繰り返されたあと、
最後はティンパニが響く中、おだやかに終わる。
第四楽章フィナーレ(アレグロ)は、弦楽器による堂々とした主題で始まる。
フーガ風の展開もみせたあと、木管楽器がもう一つの主題を奏でていく。
主題をさまざまな形で展開していくが、そこに出てくるフレージングや、
フーガ風の展開はまさにニールセンの個性が現されたものである。
北欧の自然を感じさせる魅力にもあふれており、
冒頭の堂々とした主題が弦楽器により再び繰り返され、
金管楽器も加わって、最後はティンパニが響く中で力強く終わる。