Mars&Jupiter

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マルカントワーヌ・シャルパンティエのオラトリオ「クリスマスの歌」H.414を聴く

2013-12-24 05:32:52 | クリスマス特集・その他
昨日はウォーキングを休みました。
今回とりあげるのは1643年生まれのフランスの作曲家シャルパンティエが、
1683年から85年頃に作曲したオラトリオ「クリスマスの歌」H.414である。
ルカによる福音書第2章8から16節を用いている。
彼の略歴については以前触れたので省略する。
今回聴いたCDはウィリアム・クリスティ指揮、
レ・ザール・フロリサンによる演奏である。
第一曲は、レシタティフ「冷たい夜の闇」は、
弦楽器の優雅な響きとオルガンの暖かい響き、
そのオルガンの響きに乗ってソプラノが歌い始め、
やがて2人のソプラノの二重唱となる。
第二曲天使のエア「恐れるな」は、
ソプラノ独唱と弦楽器により始まる。
これにソプラノとテノール、バスが加わり四重唱となる。
イエスがダヴィデの町に生まれたことを歌っていく。

第三曲リトルネッロは、器楽のみの曲で、
弦楽器中心に軽快な旋律が奏でられていく。
第四曲レシタティフ「羊飼いたちはうち揃い」は、
オルガンとテノール独唱で始まり、
弦楽器も加わったあと、バス独唱も加わる短い曲である。
第五曲終曲「栄えあれ、幼な子よ」は、
オルガンとテノール独唱で始まり、弦楽器も絡んでいく。
そして、2人のソプラノとバスも加わり四重唱となる。
それが終わると器楽のみの演奏となり、再びソプラノ独唱が入り、
そのあと器楽のみの演奏が繰り返される。
そしてオルガンとテノール独唱が入り、
再び2人のソプラノとバスも加わり四重唱となる。
そのあとは器楽のみの演奏となり、最後静かに終わる。
クリスマスを思わせるおだやかで平和な感じの曲である。
コメント
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