昨日もウォーキングは休みました。
中世・ルネサンス音楽編、およびバロック音楽編を終わりにしたあと、
久しぶりにロシア・ウクライナ編に入ろうと思ってはいるが、
その前にいったん中断したニコライ・ミャスコフスキー編を続け、
もう少しだけ他の作品についても触れておこうと思う。
今回とりあげるのは交響曲第17番嬰ト短調作品41である。
1936年から1937年にかけて作曲されたこの交響曲は、
翌年12月ガウクの指揮により初演され、作品もガウクに献呈されている。
聴いたCDはエフゲニー・スヴェトラーノフ指揮、
ロシア国立交響楽団の演奏である。
第一楽章レント-アレグロ・モルト・アジタートは、冒頭の序奏が
ホルンが遠くで響きようにして始まり、弦楽器と木管楽器が入る。
やや幻想的な感じの序奏に続き、弦楽器が叙情的な主題を奏でて主部に入る。
ドラマティックな部分とロマンティックな部分が随所にみられ、
チャイコフスキーのようにロシア的な音楽の魅力に溢れている。
運命を表すかのような主題を中心に音楽はやがて力強く盛り上がっていく。
やがて重々しく主題が奏されたあと、木管楽器が明るさを加え、
再び冒頭のような幻想的な雰囲気が作られ、再び主題が現れ、
金管楽器と打楽器により盛り上がり、再び主題が繰り返され、
最後はティンパニによる主題を構成する3音による力強い連打で終わる。
第二楽章レント・アッサイ-アンダンティーノ(マ・ノン・トロッポ)は、
フルートなど木管楽器と弦楽器の掛け合いに始まり、牧歌的な音楽である。
弦楽器と金管楽器と木管楽器が絡み合いのどかな部分と、
もう一つは叙情的でロマンティックな旋律が弦楽器に現れる。
ハープが加わり、回想的で美しい旋律が流れていく。
途中行進曲的なリズムカルな部分も現れるがそれも終わると、
金管楽器と弦楽器による旋律のやりとりが続き、やがて木管楽器も加わる。
そして金管楽器と弦楽器により盛り上がる部分が生まれたあと、
その後は再びおだやかで幻想的な音楽となり、いったん静まり、
再びハープと弦楽器と木管楽器の間で旋律のやりとりが続き、
叙情的な旋律を金管楽器や弦楽器を中心に奏で、
盛り上がりと静かな部分を繰り返しながら、
最後は弦楽器とティンパニで静かに終わる。
第三楽章アレグロ、ポコ・ヴィヴァーチェは、
金管楽器と木管楽器中心に不安定な感じで始まり、
オーボエが主題を奏で、それをさまざまな楽器がその後受け継いでいく。
主題が繰り返されていく中、民謡風の旋律と絡みながら徐々に荒々しさを増していく。
中間部は対照的に牧歌的で、ロシア民謡風の旋律が奏でられる。
再び冒頭の荒々しい旋律が登場して、最後静かに終わる。
第四楽章アンダンテ-アレグロ・モルト・アニマートは、
遠くで鳴るようなホルンの響きから始まる。
このあたりは第一楽章との類似性を感じさせる。
フルートが叙情的な旋律を奏で、序奏のゆるやかな部分が終わる。
次の主部のところで舞踏風の旋律が奏でられていく。
そして、それまでの楽章の回想的な部分の断片を見せていく。
第一楽章の運命的な動機も木管楽器や金管楽器を中心に扱われ、
それと舞踏風の主題が絡みながら、音楽は展開されていき、
金管楽器と弦楽器で徐々に盛り上がりをみせていき、
トランペットとシロフォンが鳴り響き、運命の動機の3音で終わる。
中世・ルネサンス音楽編、およびバロック音楽編を終わりにしたあと、
久しぶりにロシア・ウクライナ編に入ろうと思ってはいるが、
その前にいったん中断したニコライ・ミャスコフスキー編を続け、
もう少しだけ他の作品についても触れておこうと思う。
今回とりあげるのは交響曲第17番嬰ト短調作品41である。
1936年から1937年にかけて作曲されたこの交響曲は、
翌年12月ガウクの指揮により初演され、作品もガウクに献呈されている。
聴いたCDはエフゲニー・スヴェトラーノフ指揮、
ロシア国立交響楽団の演奏である。
第一楽章レント-アレグロ・モルト・アジタートは、冒頭の序奏が
ホルンが遠くで響きようにして始まり、弦楽器と木管楽器が入る。
やや幻想的な感じの序奏に続き、弦楽器が叙情的な主題を奏でて主部に入る。
ドラマティックな部分とロマンティックな部分が随所にみられ、
チャイコフスキーのようにロシア的な音楽の魅力に溢れている。
運命を表すかのような主題を中心に音楽はやがて力強く盛り上がっていく。
やがて重々しく主題が奏されたあと、木管楽器が明るさを加え、
再び冒頭のような幻想的な雰囲気が作られ、再び主題が現れ、
金管楽器と打楽器により盛り上がり、再び主題が繰り返され、
最後はティンパニによる主題を構成する3音による力強い連打で終わる。
第二楽章レント・アッサイ-アンダンティーノ(マ・ノン・トロッポ)は、
フルートなど木管楽器と弦楽器の掛け合いに始まり、牧歌的な音楽である。
弦楽器と金管楽器と木管楽器が絡み合いのどかな部分と、
もう一つは叙情的でロマンティックな旋律が弦楽器に現れる。
ハープが加わり、回想的で美しい旋律が流れていく。
途中行進曲的なリズムカルな部分も現れるがそれも終わると、
金管楽器と弦楽器による旋律のやりとりが続き、やがて木管楽器も加わる。
そして金管楽器と弦楽器により盛り上がる部分が生まれたあと、
その後は再びおだやかで幻想的な音楽となり、いったん静まり、
再びハープと弦楽器と木管楽器の間で旋律のやりとりが続き、
叙情的な旋律を金管楽器や弦楽器を中心に奏で、
盛り上がりと静かな部分を繰り返しながら、
最後は弦楽器とティンパニで静かに終わる。
第三楽章アレグロ、ポコ・ヴィヴァーチェは、
金管楽器と木管楽器中心に不安定な感じで始まり、
オーボエが主題を奏で、それをさまざまな楽器がその後受け継いでいく。
主題が繰り返されていく中、民謡風の旋律と絡みながら徐々に荒々しさを増していく。
中間部は対照的に牧歌的で、ロシア民謡風の旋律が奏でられる。
再び冒頭の荒々しい旋律が登場して、最後静かに終わる。
第四楽章アンダンテ-アレグロ・モルト・アニマートは、
遠くで鳴るようなホルンの響きから始まる。
このあたりは第一楽章との類似性を感じさせる。
フルートが叙情的な旋律を奏で、序奏のゆるやかな部分が終わる。
次の主部のところで舞踏風の旋律が奏でられていく。
そして、それまでの楽章の回想的な部分の断片を見せていく。
第一楽章の運命的な動機も木管楽器や金管楽器を中心に扱われ、
それと舞踏風の主題が絡みながら、音楽は展開されていき、
金管楽器と弦楽器で徐々に盛り上がりをみせていき、
トランペットとシロフォンが鳴り響き、運命の動機の3音で終わる。
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