Mars&Jupiter

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ニコライ・ミャスコフスキーの交響曲第12番ト短調作品35を聴きながら、三枚町から西谷まで歩く

2012-04-06 06:11:44 | ニコライ・ミャスコフスキーの作品
昨日は三枚町から西谷まで歩きました。
途中聴いたのは、ミャスコフスキーの交響曲第12番ト短調作品35。
この作品は1931年から1932年の間に作曲された。
十月革命15周年を祝って作曲され、献呈された作品である。
農業の集団化に関する詩に触発されて作曲したようである。
初演は同年10月30日に同弦楽四重奏団によりモスクワで行われた。
聴いたCDはエフゲニー・スヴェトラーノフ指揮、
ロシア国立交響楽団の演奏によるもの。
第一楽章アンダンテ-アレグロ・ジョコーソ-アンダンテは、
クラリネット・ソロによるもの悲しい感じの旋律で始まる。
弦楽器が入り、その旋律をオーボエ・ファゴットが受け継いでいく。
その旋律を様々な楽器が受け継ぎながら、徐々に盛り上がっていく。
そして、ティンパニが響く中、別の旋律が木管楽器で示され、
フルートと弦楽器により明るく祝典的で軽快な民謡風の旋律が現れる。
この旋律をもとに打楽器や金管楽器も加わり展開されていく。
そのあと再びゆったりとした部分に入り、その前の旋律が繰り返されたあと、
冒頭のもの悲しい旋律が再び木管楽器により示されていく。
そして弦楽器と金管楽器がそれを受け継ぎ、様々な楽器が受け継いだあと、
弦楽器の伴奏の上でクラリネットが旋律を奏でたあと、最後静かに終わる。

第二楽章プレスト・アジタートは、金管楽器と打楽器の音で始まり、
そのあと弦楽器を中心に軽快な旋律が奏でられ、
金管楽器・打楽器が絡んで荒々しくなっていく。
そして金管楽器中心に息詰まるような音楽が繰り返され、
それが静まると木管楽器を中心におどけたような民謡風の旋律が奏でられる。
その旋律を金管楽器も受け継ぎながら、盛り上がりをみせていく。
そして冒頭の主題が様々な楽器により繰り返され盛り上がり、
金管楽器も加わり荒々しい感じになり、他の楽器も絡みながら、
最後は軽快な弦楽器の伴奏の中、金管楽器が鳴り響き、力強く終わる。
第三楽章アレグロ・フェスティヴォ・エ・マエストーソは、
金管楽器を中心に勝利感を思わせる力強い旋律が示されて始まる。
一方弦楽器を中心に民謡風のロマンティックな旋律も示される。
その後は第一・第二楽章の旋律も回想風に現れる。
そして、再び冒頭の旋律が金管楽器により示され、
弦楽器も加わり、徐々に盛り上がりをみせ、
最後は金管楽器・打楽器を中心に盛り上がって、力強く終わる。

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