Mars&Jupiter

おおくぼっちの屋根裏部屋へようこそ!

モーリス・ラヴェルの「水の戯れ」を聴く

2014-07-24 22:11:59 | 古典~現代音楽フランス編
一昨日、昨日とウォーキングを休んでいます。
それにしても今日の暑さは強烈であった。
今回取り上げるのは、1875年生まれのラヴェルが、
1901年に作曲した「水の戯れ」である。
彼の略歴は以前述べたので省略する。
聴いたCDはウェルナー・ハースのピアノ演奏による。
ピアノが水の持つ側面を様々な形で描いた感じの曲で、
流れるような部分やきらめくような場面など、
躍動感あるテンポで描写し、最後はさわやかに終わる。
こんな暑い日にあって、一瞬の清涼感を与えてくれる曲である。
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フランソワ・ドヴィエンヌのフルート協奏曲第8番ト長調を聴く

2014-07-22 05:50:48 | 古典~現代音楽フランス編
昨日はウォーキングを休みました。
今回取り上げるのは、1759年生まれのドヴィエンヌが、
1794年に作曲したフルート協奏曲第8番ト長調である。
彼の略歴は以前述べたので省略する。
聴いたCDはジェームズ・ゴ-ルウェイのフルート、
ロンドン・モーツァルト・プレーヤーズの演奏による。
第一楽章アレグロは、弦楽器とホルンによる軽快な序奏で始まる。
モーツアルトを思わせるような宮廷的な華やかさのある音楽である。
そしてフルートが吹く華やかな主題が奏でられていく。
技巧的な速い部分も見せながら奏でられ、
その主題をもとにした展開部に入り、
フルートの技巧が発揮されたあと再現部に入り、最後は穏やかに終わる。
第二楽章ラルゴは、弦楽器のユニゾンにより重々しく始まり、
フルートが叙情的な旋律を奏でていく。
切れ目なく次の第三楽章テンポ・ディ・ポロネーズに入り、
フルートが主題を奏でて、それを弦楽器も引き継いでいく。
そして、フルートと弦楽器が絡み合いながら、
華やかで優雅な旋律が奏でられていき、最後はさわやかに終わる。
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ジョルジュ・オーリックの序曲を聴く

2014-07-21 17:59:00 | 古典~現代音楽フランス編
昨日はウォーキングを休みました。
今回取り上げるのは、1899年生まれのオーリックが、
1938年に作曲した序曲ト長調である。
彼は南フランスに生まれ、早くして作曲で神童ぶりを発揮し、
パリ音楽院在学中には、「フランス六人組」に参加した。
1930年代から映画音楽の作曲に取り掛かり、多くの作品を残した。
聴いたCDはアンタル・ドラティ指揮、
ロンドン交響楽団の演奏による。
軽快で明るい旋律が奏でられて始まる。
そしてゆったりとした旋律が奏でられ、
軽快な旋律と穏やかな旋律が交互に現れ、
打楽器や金管楽器中心に盛り上がって、最後終わる。
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ジャック・イベールの「ドン・キホーテ」の4つの歌を聴く

2014-07-20 11:02:46 | 古典~現代音楽フランス編
昨日はウォーキングを休みました。
今回取り上げるのは、1890年生まれのイベールが、
1932年に作曲した「ドン・キホーテ」の4つの歌である。
詩はロンサールによるものである。
彼の略歴は以前述べたので省略する。
聴いたCDはジョゼ・ヴァン・ダムのバリトン、
ケント・ナガノ指揮、リヨン歌劇場管弦楽団の演奏による。
第一曲「旅立ちの歌」は、ギターとオーボエの音が、
スペインを思わせ、これに導かれてバリトンが歌いだす。
旅立ちを思わせる力強く堂々とした歌で、
最後はギターとオーボエが奏でて終わる。
第二曲「ドゥルシネーア姫に寄せる歌」は、
軽快なスペイン風のリズムの短い序奏に続き、バリトンが歌いだす。
ロマンティックな旋律が歌われ、最後は穏やかに終わる。
第三曲「公爵の歌」は、短い序奏に続き、
流れるようにバリトンが歌い出し、
弦楽器の流れるような旋律にハープシコードが絡んでいく。
第四曲「ドン・キホーテの死の歌」は、悲しみに満ちている。
バリトンの歌に絡む楽器の音が落胆を表現しているかのようである。
最後は諦めを表すかのように静かに終わる。
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ヤニス・クセナキスの「ケレン」を聴く

2014-07-18 05:35:51 | 古典~現代音楽フランス編
昨日はウォーキングを休みました。
今回取り上げるのは、1922年生まれのクセナキスが、
1986年に作曲した「ケレン」である。
彼の略歴は以前述べたので省略する。
聴いたCDはペニー・スルチンのトロンボーン演奏による。
トロンボーンの力強い演奏で始まる独奏曲である。
この曲はゆったり吹くところもあれば、
速い部分もあり、高度な演奏技術を求められる作品である。
濁った音や高音など様々な音色を出し、最後は静かに終わる。
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