Mars&Jupiter

おおくぼっちの屋根裏部屋へようこそ!

エリック・サティのバレエ「ルラーシュ(本日休演)」を聴く

2014-07-12 07:07:58 | 古典~現代音楽フランス編
昨日はウォーキングを休みました。
今回取り上げるのは、1886年生まれのサティが、
1924年に作曲したバレエ「ルラーシュ(本日休演)」である。
彼の略歴は以前述べたので省略する。
聴いたCDはミッシェル・プラッソン指揮、
トゥールーズ・カピトール国立管弦楽団の演奏による。
軽快な旋律が弦楽器に現れ、ホルンなど金管楽器に引き継がれ、
繰り返されたあともう一つの軽快な旋律が現れ、
次に弦楽器によるゆったりとした優雅な旋律が現れる。
このようにして優雅で舞踏風の旋律と軽快な旋律が、
断片的に現れては消えていく音楽であり、
つかみどころのない感じであるがそれこそがサティらしさである。
最後は金管楽器とともに華やかに、そして軽快に終わる。
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ガブリエル・フォーレの「ラシーヌの賛歌」作品11を聴く

2014-07-11 06:51:28 | 古典~現代音楽フランス編
昨日はウォーキングを休みました。
今回取り上げるのは、1845年生まれのフォーレが、
1865年に作曲した「ラシーヌの賛歌」作品11である。
彼の略歴は以前述べたので省略する。
聴いたCDはオルフェオン・ドノスティアッラ、ミッシェル・プラッソン指揮、
トゥールーズ・カピトール国立管弦楽団の演奏による。
弦楽器がゆったりとした旋律を奏でて始まる。
男声合唱がそれに引き続き歌い始め、女声合唱も加わる。
しみじみとした宗教的な内容の合唱で、それを管弦楽が支える。
ハープと独奏ヴァイオリンが絡んで、最後は穏やかに終わる。
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セザール・オーギュスト・フランクの「英雄的小品」ロ短調M.37を聴く

2014-07-10 07:02:55 | 古典~現代音楽フランス編
昨日はウォーキングを休みました。
今回取り上げるのは、1822年生まれのフランクが、
1878年に作曲した3つの作品の中から「英雄的小品」ロ短調M.37である。
彼の略歴は以前述べたので省略する。
聴いたCDはマルセル・デュプレのオルガンの演奏による。
激しいリズムに乗って、運命を思わせるような力強い旋律が奏でられて始まる。
中間部は対照的に穏やかで平和な感じであるが、
再び冒頭の旋律が繰り返され、コラール的な旋律が奏でられ、
最後は堂々とした感じで終わる。
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シャルル・マリー=ヴィドールのオルガン交響曲第6番作品42の2からアレグロを聴く

2014-07-09 22:37:27 | 古典~現代音楽フランス編
昨日はウォーキングを休みました。
今回取り上げるのは、1844年生まれのシャルル・マリー=ヴィドールが、
1879年に作曲したオルガン交響曲第6番作品42の2からアレグロである。
彼はオルガン製作を行う職人の家に生まれ、
ベルギーのブリュッセル音楽院でオルガンと作曲を学んだ。
帰国後はオルガにストとして活動し、
サン・シュルビス教会のオルガニストを64年間務めた。
1890年からはパリ音楽院の教授に就任し、オルガンや作曲を教えた。
聴いたCDはマルセル・デュプレのオルガンの演奏による。
オルガンにより力強く叙情的な旋律が奏でられた序奏の後、
主題となる旋律が奏でられて、技巧的な演奏が展開されていく。
最後は壮麗な感じで盛り上がって終わる。
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ルイーズ・ファランク(ファラン)の交響曲第1番ハ短調作品32を聴く、そして二俣川から鶴ヶ峰まで歩く

2014-07-08 06:37:20 | 古典~現代音楽フランス編
昨日は二俣川から鶴ヶ峰駅まで歩きました。
今回取り上げるのは、1804年生まれのルイーズ・ファランク(ファラン)が、
1842年に作曲した交響曲第1番ハ短調作品32である。
彼女の略歴は以前述べたので省略する。
聴いたCDはヨハネス・ゴリツキ指揮、
ハノーファー北ドイツ放送フィルハーモニー管弦楽団の演奏による。
第一楽章アンダンテ・ソスティヌート-アレグロは、
弦楽器のみで重々しく始まり、そこにクラリネットが加わり、
やがてホルンも加わり、ベートーヴェン風の序奏である。
主部には弦楽器により暗く感傷的な第一主題が奏でられ、
その感じはシューベルトの交響曲風でもある。
対照的で木管楽器に現れる明るい感じの第二主題が奏でられ、
主部は反復されたあと、展開部に入り両主題が変形されていく。
短い展開部を経て第一主題に始まる再現部に入り、
金管楽器と打楽器とともに最後力強く終わる。
第二楽章アダージョ・カンタービレは、
弦楽器のユニゾンで始まり、やがてヴァイオリンに主題が現れる。
前楽章とは違って穏やかな感じで、木管楽器も加わり牧歌的だ。
弦楽器同士で旋律をやりとりしながら、曲は進行していく。
ベートーヴェンの交響曲第6番第二楽章などの緩徐楽章に
みられる感じに似ていて、そこからの影響を感じる。
歌うような美しい旋律が繰り返されていく。
木管楽器も絡みながら最後は穏やかに終わる。
第三楽章メヌエット(モデラート)は、
弦楽器により叙情的な旋律が奏でられて始まる。
メヌエットであるが、悲劇的な感じを抱かせる。
中間のトリオは弦楽器に絡むホルンや木管楽器の感じがいい。
そして冒頭の短調の旋律が再び現れて最後力強く終わる。
第四楽章アレグロ・アッサイは、弦楽器に主題が現れて始まる。
その悲しげな旋律が他の楽器にも引き継がれていく。
もう一つは対照的で明るい感じの主題である。
これらの主題をもとに展開されていき、
シューベルトやメンデルスゾーンを思わせるところもある。
最後は金管楽器も加わり、盛り上がったところで終わる。
ルイーズ・ファランク(ファラン)の交響曲。
こうやって聴いてみると面白く、なかなかである。
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