ついに登場です!この時期しか呑めない、ドイツ・オクトーバーフェスト限定醸造樽生
「ヴェルテンブルガー アノ1050」。
タイプで言うと「メルツェン」。英語で言うと”March”=3月のビールです。
ん?なんでそれが10月のビール?
冷蔵施設がなかった昔、春・夏は暑すぎてビールの仕込みができませんでした。
しかし夏にこそ呑みたいのがビール。
そこで、暑い夏にも腐らずもつように、シーズン最後の3月のビールは、劣化しないよう麦芽成分を濃いめに、防腐効果の高いホップを多めに仕込むのです。
これがメルツェン。
この、濃厚なビールを次の仕込みまで大事に呑むのです。
そして、ようやく涼しくなる10月、次の仕込みのために貯蔵樽をすべて空けなければいけません。いっそのこと、飲み干してしまえ!!うほー。
これが、オクトーバーフェストなのです。
だもんで、このビール、濃厚であります。アルコール5.5%。
色がわかるかな?すこし濃い目の金色です。
香りはほんのり甘くて、麦芽の濃い味わい。
後味にホップのフルーティな苦味がたってきます。
この濃い味が、秋にぴったり。メリハリのあるビールです。
グラスは、ちょっとふんぱつLサイズに注いでみました。
形はコロンと丸いのですが、持ち手のあるジョッキ型。なかなかカワイくて、ドイツの祭り感満ち満ちです。
Mサイズだと、ストレートなタンブラーなので、趣が変わってしまうのが残念・・・。
事情が許せば、ぜひジョッキで楽しんでいただきたいですな。
ちなみに「アノ1050」とは、1050年から醸造している、という意味。日本は平安時代ですよ!
ヴェルテンブルガー修道院、現存する最古の修道院醸造所です。おみそれしました。
ランチのご紹介も。10月23~28日までです。
◎さんまとやわらかキャベツのソテー 自家製ドライトマトのソース
◎鶏ひき肉と大根のキーマカレー
今夏は、原村のじゅんこさんがたくさん加熱トマトをつくってくださったので、自家製ドライトマトが豊作。夜のおつまみで、単品でも食べられます。すこしかじって満ち足りる、名作の珍味です。
しっかりとコクがあって甘いこのトマトのソース、さんまやキャベツに絶妙にからみます。大事に大事に、味わっていただきたい。
鶏キーマは、さらりとした液状です。ここに、カレー味のよくしみた大根が・・・。
最近おなじみになった、玄米を混ぜて炊いたごはんに、しっくりなじむウマさ。
寒さを感じるようになったこの季節、根菜がカラダに沁みますね。
流星見物で冷え切ったカラダを、ほっとさせませんか?
※10月25日(日) 15時よりビール試飲会のため、ランチ営業を早めに終了します。
ご了承を。参加者のみなさま、お待ちしてます!
(M)