土曜日は一人で留守番とあいなり、家で片付けをしながらのんびりと過ごしました。
家内がお土産に笹団子を買って来ました。私は陶磁器の収納箱の真田紐の修理を家内に頼んだので、そのお返しにお薄を点てることにしました。
さて、どのお茶碗でお薄を飲もうかなと思っていたら食器棚にある自作の茶碗が目に入り、使うことにしました。
このお茶碗はもう30年近く前に、盛岡の南部窯で製作したものです。
幾つか辰砂釉のお茶碗を製作しましたが、会心の出来の作品はとある人に恋われて差し上げました。それ以来、それ以上のものはできませんし、欲しいものにもはかなかお目にかかれません。
本作品は一致に釉薬がはじけた部分があり、拙い金繕いしてあります。
本来なら打ち捨てるべきものですが、これ以上の出来の自作の辰砂筒茶碗はできないのでとっておくことにしました。高台内には自分のサインがしてあります。
笹団子をのせた青磁の皿は平野庫太郎氏の作品です。
輪花状の外輪で氷裂の貫入がみごとな端麗なる作品です。
青磁釉にしろ辰砂釉にしろ、いろんな思い出を過ごした時間というもので包み込んでくれています。
家内がお土産に笹団子を買って来ました。私は陶磁器の収納箱の真田紐の修理を家内に頼んだので、そのお返しにお薄を点てることにしました。
さて、どのお茶碗でお薄を飲もうかなと思っていたら食器棚にある自作の茶碗が目に入り、使うことにしました。
このお茶碗はもう30年近く前に、盛岡の南部窯で製作したものです。
幾つか辰砂釉のお茶碗を製作しましたが、会心の出来の作品はとある人に恋われて差し上げました。それ以来、それ以上のものはできませんし、欲しいものにもはかなかお目にかかれません。
本作品は一致に釉薬がはじけた部分があり、拙い金繕いしてあります。
本来なら打ち捨てるべきものですが、これ以上の出来の自作の辰砂筒茶碗はできないのでとっておくことにしました。高台内には自分のサインがしてあります。
笹団子をのせた青磁の皿は平野庫太郎氏の作品です。
輪花状の外輪で氷裂の貫入がみごとな端麗なる作品です。
青磁釉にしろ辰砂釉にしろ、いろんな思い出を過ごした時間というもので包み込んでくれています。
男性ながら、ことしもあちこちの美味しい団子を賞味したいものです。