夜噺骨董談義

収集品、自分で作ったもの、見せていただいた品々などを題材に感想談など

李朝民画 料理図?

2011-02-12 09:02:54 | 掛け軸
李朝民画 料理図
画サイズ:縦1100*横500

日本の大津絵のような存在が李朝の民画と呼ばれているものです。

前から欲しいと思っていましたが、おもいほか高価なもので入手できませんでしたが、一部破れているためか廉価で入手できました。

「まくり」としか表記がありませんでしたので、李朝民画かどうかも不明ですが、逆遠近法で描かれているなど特徴は似ています。明記がないことも廉価な理由でしょう・・・売っているほうが解っていないらしい・・・こういうことはよくあります。

「見人がみたらガラクタですね。」と言ったら、「??見る人がみたらガラクタでなくなるでしょう。」だと・・。

知らないことを知っているのは??? いいものを入手できるためには必要です。
たとえば好きな画家の別な号(呼び名・・若い時のもの)、箱がなくても印章から作者を判断できること、・・基本的にはその作品が嫌いか好きかで決まりますが・・欲にかられて入手しても結局、つまらなくなる作品は要らなくなります.


さて、自由奔放な李朝の民画??・・しばらくは画鋲でさして壁に飾って楽しみましょう。





題名も不明です。茄子が描かれていたり、魚が描かれていたり・・。
茄子もよく描かれているようで上下が繋がりません。
魚はいまにも歩き出しそうです。





マスを埋めていくような面白い描き方をしています。
線は角で一致していないなど、綿密に描いているようで前衛的です。
とにかく、面白い。





さて、この「まくり(表装されていない状態の書画)」をどう料理(表装)したものでしょうか?
まくりもたまってきています。


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