奥入瀬 伊藤弥太作

昨日は仕事が完了したお祝いの会に出席しました。

竣工記念に金平糖を戴きました。



設計者、ものづくりに携わった責任者が、お祝いの席で完成までの経緯を発表する機会を、ありがたいことの与えられました。発表を多くの方々に聴いていただいて、皆さんに感謝されて引き渡すことができました。この感動をものづくりに携わった人は一生忘れないでしょう。このような体験を一人でも多くの後輩に経験させることが私の役目です。



ものづくりは仕事を引き受けてから完成まで辛いことが多いです。営業から設計、そして実際のものづくり・・、特に今年は震災の中でのものづくりは人知れぬ苦労がありました。

誠心誠意ものづくりを行えば必ず報われるものです。創る喜びを多くの人に与えたいものです。



会社に戻ったメールにはいろんな問題提起もありましたが、一方で今年の締めくくりに引渡しがあちこちであり、皆喜びに満ちていました。

今年はいろいろありましたが、いい締めくくりができました。

本日の作品はは季節はずれの夏の奥入瀬です。冬の奥入瀬は一段と素敵な風景です。時間があったら行ってみようかと思いますが、かなり今年は雪が多いようです。

伊藤弥太については以前に下記の作品を掛け軸として紹介しました。

夏炉冬扇　伊藤弥太筆紙本水墨淡彩軸装箱入

今回は油絵です。どちらについてもなかなかの絵を描きます。



秋田県内、とくに出身の大館市内には伊藤弥太の作品がまだかなり残っています。これから評価されていい画家です。

秋田県には倉田松涛もそうですが、面白い画家が多いです。帰省して読書、骨董三昧して来年への英気を養ってきます。

玄関に松飾を取り付け、そろそろ出かけます。