週末には家内と息子は仲間内のお茶会に出かけました。息子は緊張気味・・・?
お茶会に興味のある方は、詳細は家内のブログ「Verdure 4F」で検索してみて下さい。本ブログで紹介した「呉器茶碗」を濃茶に使用していただいたようです。
小生は久方ぶりに息子から開放されて、のんびりと靴の手入れ・・・、靴磨きの道具だけは本格的です。
小生の靴は長く履いている靴なら数十年、おそろしく靴に関しては物持ちが良いのです。
修理の依頼はするし、手入れはするし、ローテーションで履くし、雨天では雨天用と使い分けするという一連のメンテをすると、すごくはき心地がいい状態で靴は長く履けます。ちなみにワイシャツも袖や襟が傷んだ頃が一番着やすいのだとか・・、小生はワイシャツも襟や袖の修理を依頼して着るようにしています。
そんな物持ちのよい?小生が修理に乗り出したのが、掛け軸や刀剣の次に漆器です。漆器は宴席などに用いた揃い物などや普段使っていたものが多くあります。その中からまず母の大事にしていた作品から修理しています。むろん保存状態が良く修理可能なもの、もしくは修理する価値を見出せる作品から手をかけています。
その中で現在修理中なのが、祖父があつらえた輪島塗の「銀吹」の揃いの漆器です。靴の手入れが終わったあとで、修理先から塗り直しの終わった漆器の作品が届いたので整理してみました。
まずはお櫃は前のブログで紹介したとおりです。
保存用の箱もあつらえてもらっています。
御櫃の添えられていた大小のお盆も塗り直しました。母が普段使っていたのでだいぶ傷だらけでしたがきれいに修理されていました。しかも新品同様になるのではなく、古い感じがそのまま出ているので修理には満足しています。
祖父が入れた銘も書き換えてもらいました。
保存箱は新規です。作品そのものは昭和20年代の作品ですので、後世に勘違いしないように説明書を添付しておきます。
今回はお碗も10客揃いを塗り直しました。外のみ塗り直して、内側は蒔絵があるので修理せずそのままにしました。
銀吹のお膳に銀吹の碗・・、祖父のセンスの良さを改めて理解しました。
別の汁碗用の膳の組み合わせにも良く似合います。
当時の粋な男の粋な世界です。
10客揃いの一の膳、二の膳の塗り直しにもかかるため、一対のみ試験的に塗り直しました。
木の厚み、塗りの重厚感がそこいらの漆器の作品とはかなり違います。この感覚は文章では分かりづらいかもしれません。現在売れれている作品や骨董市に並んでいるものとはかなり違います。
この膳の保存用のための当時の箱があり、その収納には布で包むのが普通です。
その布も試験的にあつらえてもらいました。
高足膳用の保存袋です。高足部分が袋状になっていて、当時は多くは紙で作ったもので、高級な作品には布製のものがあります。こういうものを知っている人は少ないでしょうね?
おそろしくものもちの良い方は、おそろしく保存の仕方にこだわる
なお輪島塗の修理の依頼先は「輪島工房長屋」です。丁寧で対応も感じがよいと思いますので、漆器の修理が必要な方はインターネットで検索すると連絡先が分かります。
お茶会に興味のある方は、詳細は家内のブログ「Verdure 4F」で検索してみて下さい。本ブログで紹介した「呉器茶碗」を濃茶に使用していただいたようです。
小生は久方ぶりに息子から開放されて、のんびりと靴の手入れ・・・、靴磨きの道具だけは本格的です。
小生の靴は長く履いている靴なら数十年、おそろしく靴に関しては物持ちが良いのです。
修理の依頼はするし、手入れはするし、ローテーションで履くし、雨天では雨天用と使い分けするという一連のメンテをすると、すごくはき心地がいい状態で靴は長く履けます。ちなみにワイシャツも袖や襟が傷んだ頃が一番着やすいのだとか・・、小生はワイシャツも襟や袖の修理を依頼して着るようにしています。
そんな物持ちのよい?小生が修理に乗り出したのが、掛け軸や刀剣の次に漆器です。漆器は宴席などに用いた揃い物などや普段使っていたものが多くあります。その中からまず母の大事にしていた作品から修理しています。むろん保存状態が良く修理可能なもの、もしくは修理する価値を見出せる作品から手をかけています。
その中で現在修理中なのが、祖父があつらえた輪島塗の「銀吹」の揃いの漆器です。靴の手入れが終わったあとで、修理先から塗り直しの終わった漆器の作品が届いたので整理してみました。
まずはお櫃は前のブログで紹介したとおりです。
保存用の箱もあつらえてもらっています。
御櫃の添えられていた大小のお盆も塗り直しました。母が普段使っていたのでだいぶ傷だらけでしたがきれいに修理されていました。しかも新品同様になるのではなく、古い感じがそのまま出ているので修理には満足しています。
祖父が入れた銘も書き換えてもらいました。
保存箱は新規です。作品そのものは昭和20年代の作品ですので、後世に勘違いしないように説明書を添付しておきます。
今回はお碗も10客揃いを塗り直しました。外のみ塗り直して、内側は蒔絵があるので修理せずそのままにしました。
銀吹のお膳に銀吹の碗・・、祖父のセンスの良さを改めて理解しました。
別の汁碗用の膳の組み合わせにも良く似合います。
当時の粋な男の粋な世界です。
10客揃いの一の膳、二の膳の塗り直しにもかかるため、一対のみ試験的に塗り直しました。
木の厚み、塗りの重厚感がそこいらの漆器の作品とはかなり違います。この感覚は文章では分かりづらいかもしれません。現在売れれている作品や骨董市に並んでいるものとはかなり違います。
この膳の保存用のための当時の箱があり、その収納には布で包むのが普通です。
その布も試験的にあつらえてもらいました。
高足膳用の保存袋です。高足部分が袋状になっていて、当時は多くは紙で作ったもので、高級な作品には布製のものがあります。こういうものを知っている人は少ないでしょうね?
おそろしくものもちの良い方は、おそろしく保存の仕方にこだわる
なお輪島塗の修理の依頼先は「輪島工房長屋」です。丁寧で対応も感じがよいと思いますので、漆器の修理が必要な方はインターネットで検索すると連絡先が分かります。