夜噺骨董談義

収集品、自分で作ったもの、見せていただいた品々などを題材に感想談など

色紙 蛙 福田豊四郎筆 その94

2018-06-22 00:01:00 | 日本画
サッカーはなにが起こるか解らないものですね。日本のワールドカップのサッカーの試合は運がいいとしか言いようがない・・・。

さて田舎では田植えの終わった田は水でいっぱい、蛙の大合唱が聞こえていました。



ちょっと庭に出てみると蛙がすぐにつかまります。



息子と蛙の観察です。実際に手で触ることには抵抗がないようです。



そこで本日は蛙の作品の紹介です。

今年の5月の連休での帰省では骨董店にて数多くの福田豊四郎の作品を見せて頂いたのですが、ピンとくる作品がなく大きな買いものはしませんでした。ちょっと気になった「蛙」を描いた色紙の作品を購入したので紹介します。

色紙 蛙 福田豊四郎筆
紙本着色 色紙タトウ入 昭和25年頃
3号 画サイズ:縦270*横240



お値段は数万円。だいぶ福田豊四郎の作品は入手しやすくなってきました。印章は戦後に使われたもののようで、当方で所蔵している昭和25年頃に描かれた「鯉」などの印章と同一の印章が押印されています。

  

ついでに骨董店に飾ってあった舘岡栗山の作品を購入しました。

色紙 秋の渓谷 舘岡栗山筆
紙本淡彩色紙 タトウ
画サイズ:縦240*横270



お値段は数千円。現在では舘岡栗山の作品を購入する人は数少ないのでしょう。舘岡栗山は席画のように描いた作品はあまり小生も好きではありませんが、力作には優品がありますし、故郷を描いた作品は風俗史的資料として評価されるものがあります。



舘岡栗山・・、知っている人も郷里では非常に少なくなっています。



郷里に帰ったら郷里にちなむ作品を購入するのが一番ですね。





最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。