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和食・・・国立科学博物館♪

2023-10-30 | 食育

土曜日の「料理講師」の後に向かったのは「国立科学博物館」♪

ちょうどその日から→「特別展 和食 日本の自然、人々の知恵」が開催されたんです♪

ちょうど10年前の2013年に「ユネスコ無形文化遺産」に登録された「和食」♪

正式には「和食;日本人の伝統的な食文化」♪

実際はどういうものなのか、見てきました♪

結論から言うと・・・面白かったですよ~♪

ただ、だいぶ端折りましたが、ちょっと長くなるので、よろしかったらお付き合いくださいませ♪

 

これは単に「日本の食文化」を遡って、その歴史を見るだけでなく・・・

あらゆる方面から科学的に分析しているんです♪

例えば、まず、入場して展示されているのは「水」について♪

「水」には「軟水」と「硬水」があることはご存知だと思うのですが・・・

「ミネラル成分の多い土壌」に「長く滞留」すれば、水の「硬度」が上がるとのこと♪

日本の水は「軟水」と言われるけれど、それは日本の地形が「山」が多く、急峻な上、雨が多いため、滞留する時間が短く、「雨」で「ミネラル成分」が薄まるからなんだとか♪

そしてこの「硬度」は料理にも関係していて・・・

「硬水」では日本の「出汁」は美味しく取れないんですって♪

なぜなら「ミネラル分」が「出汁」の抽出を阻害し、その上、この「ミネラル分」と「だし成分」が結合して「灰汁」になるとのこと♪

 

他にも「キノコ」のブースでは、日本列島が南北に長く、陸地の7割以上が山地のため・・・

全世界で約2万種あると言われている「キノコ」のうち、1割にあたる約3全種の「キノコ」が日本に生息しているそうです♪

ちなみに「毒キノコ」は「毒々しい派手な色」♪

とは限らず、派手な色でも美味しい食用の「キノコ」もあって、色で判断は出来ないそうですよ♪

 

「魚介」のブースでは、島国である日本にとって、古くから欠かせない「食材」であったこと♪

しかも675年に最初の「肉食禁止令」が制定♪

長いこと「肉食」を禁じたことで・・・

「魚介類」を主菜とし、「香辛料」や「油脂」を利用しない食品の持ち味を生かす料理体形になったそうです♪

 

そして「海藻」のブースでは、日本にとって古くから欠かすことのできない「海藻」♪

それが、海外ではあまり食用とされていないんですって♪

 

「キノコ(椎茸)」や「魚(かつおなど)」そして「海藻(昆布)」など・・・

どれも和食の「出汁」には欠かせないものだし・・・

「身体」に良い「食材」として、特に近年注目されていますよね♪

 

さらに「醤油」や「味噌」などの発酵文化も注目されているし♪

 

観終わって、思ったことは・・・

日本は、南北に長いための「食材」の「地域性」や「多様性」♪

しかも「四季」があり、周りが「海」に囲まれ、しかも「山」が多いゆえの・・・

「食材」の季節による「移り変わり」や「豊富さ」♪

「和食」って、これらが生かされた食事なんだとということ♪

あらためて「和食」の素晴らしさを感じました♪

 

他にも面白い展示がいっぱいあって・・・

例えば面白いところで・・・「卑弥呼」の食卓を再現したもの♪

で、ご飯は「野菜を混ぜ込んだ炊き込みご飯」♪

「織田信長」が「徳川家康」をもてなした「饗応膳」♪

そして「江戸時代の食」では「食べ物屋」さんや「料理屋」さんが発展し・・・

今で言う「外食産業」が発展♪

「二八そば屋」さん♪

「お寿司屋」さん♪

「天ぷら屋」さん♪

そうそう♪

江戸時代の食と言ったら「みをつくし料理帖」♪

めちゃくちゃ面白いですよ~~~

もっともめちゃくちゃ泣けますが♪

 

あと、こんなのもありました♪

確か「COOKPAD」の検索の地域性についてだったと思うんだけれど・・・

そしてある「期間」の検索数だったと思うのですが・・・

例えば・・・「神奈川県」で一番検索されたのが「チリコンカン」♪

「千葉県」は「サイゼリヤ」♪

などなど♪

県民性が出るんですね♪

 

まだまだ沢山の面白い展示がいっぱいありましたよ♪

日本の食文化の奥深さを知る機会になります♪

 

この「特別展」は来年の2月25日(日)まで♪

おススメです♪

コメント (2)
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