土曜日の「料理講師」の後に向かったのは「国立科学博物館」♪
ちょうどその日から→「特別展 和食 日本の自然、人々の知恵」が開催されたんです♪
ちょうど10年前の2013年に「ユネスコ無形文化遺産」に登録された「和食」♪
正式には「和食;日本人の伝統的な食文化」♪
実際はどういうものなのか、見てきました♪
結論から言うと・・・面白かったですよ~♪
ただ、だいぶ端折りましたが、ちょっと長くなるので、よろしかったらお付き合いくださいませ♪
これは単に「日本の食文化」を遡って、その歴史を見るだけでなく・・・
あらゆる方面から科学的に分析しているんです♪
例えば、まず、入場して展示されているのは「水」について♪
「水」には「軟水」と「硬水」があることはご存知だと思うのですが・・・
「ミネラル成分の多い土壌」に「長く滞留」すれば、水の「硬度」が上がるとのこと♪
日本の水は「軟水」と言われるけれど、それは日本の地形が「山」が多く、急峻な上、雨が多いため、滞留する時間が短く、「雨」で「ミネラル成分」が薄まるからなんだとか♪
そしてこの「硬度」は料理にも関係していて・・・
「硬水」では日本の「出汁」は美味しく取れないんですって♪
なぜなら「ミネラル分」が「出汁」の抽出を阻害し、その上、この「ミネラル分」と「だし成分」が結合して「灰汁」になるとのこと♪
他にも「キノコ」のブースでは、日本列島が南北に長く、陸地の7割以上が山地のため・・・
全世界で約2万種あると言われている「キノコ」のうち、1割にあたる約3全種の「キノコ」が日本に生息しているそうです♪
ちなみに「毒キノコ」は「毒々しい派手な色」♪
とは限らず、派手な色でも美味しい食用の「キノコ」もあって、色で判断は出来ないそうですよ♪
「魚介」のブースでは、島国である日本にとって、古くから欠かせない「食材」であったこと♪
しかも675年に最初の「肉食禁止令」が制定♪
長いこと「肉食」を禁じたことで・・・
「魚介類」を主菜とし、「香辛料」や「油脂」を利用しない食品の持ち味を生かす料理体形になったそうです♪
そして「海藻」のブースでは、日本にとって古くから欠かすことのできない「海藻」♪
それが、海外ではあまり食用とされていないんですって♪
「キノコ(椎茸)」や「魚(かつおなど)」そして「海藻(昆布)」など・・・
どれも和食の「出汁」には欠かせないものだし・・・
「身体」に良い「食材」として、特に近年注目されていますよね♪
さらに「醤油」や「味噌」などの発酵文化も注目されているし♪
観終わって、思ったことは・・・
日本は、南北に長いための「食材」の「地域性」や「多様性」♪
しかも「四季」があり、周りが「海」に囲まれ、しかも「山」が多いゆえの・・・
「食材」の季節による「移り変わり」や「豊富さ」♪
「和食」って、これらが生かされた食事なんだとということ♪
あらためて「和食」の素晴らしさを感じました♪
他にも面白い展示がいっぱいあって・・・
例えば面白いところで・・・「卑弥呼」の食卓を再現したもの♪
で、ご飯は「野菜を混ぜ込んだ炊き込みご飯」♪
「織田信長」が「徳川家康」をもてなした「饗応膳」♪
そして「江戸時代の食」では「食べ物屋」さんや「料理屋」さんが発展し・・・
今で言う「外食産業」が発展♪
「二八そば屋」さん♪
「お寿司屋」さん♪
「天ぷら屋」さん♪
そうそう♪
江戸時代の食と言ったら「みをつくし料理帖」♪
めちゃくちゃ面白いですよ~~~
もっともめちゃくちゃ泣けますが♪
あと、こんなのもありました♪
確か「COOKPAD」の検索の地域性についてだったと思うんだけれど・・・
そしてある「期間」の検索数だったと思うのですが・・・
例えば・・・「神奈川県」で一番検索されたのが「チリコンカン」♪
「千葉県」は「サイゼリヤ」♪
などなど♪
県民性が出るんですね♪
まだまだ沢山の面白い展示がいっぱいありましたよ♪
日本の食文化の奥深さを知る機会になります♪
この「特別展」は来年の2月25日(日)まで♪
おススメです♪