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8/19(土)、主要地方道一関・大東線(「今泉街道」)の一関市東山町松川字滝ノ沢地内で、「ガガイモ(蘿藦)」の花が咲いているのを見つけました。三菱マテリアル岩手工場(セメント工場)が見える所です。
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ガガイモ(蘿藦/鏡芋)ガガイモ科 ガガイモ属 Metaplexis japonica
山地、丘陵、野原などの日当たりの良い草薮に自生するつる性の多年草。河原の堤防でもよく見かける。茎は緑色で、ほかの木や草にからまって長く伸びる。つる状の茎は2~5m。茎を切ると白い汁が出る。葉は対生し、細長いハート形で長さ5~10cm、幅3~6cm。葉の主脈や側脈が目立つ。
花期は7~8月。葉のつけ根から出た長い柄に淡紫色の星形に見える花を多数つける。花は直径1cmほどで、内側には白い毛が密生している。花は5裂しているが、基部はつながった合弁花である。花の中心には雄しべと雌しべがくっついたずい柱がある。
果実は長さ10cmほどで、熟すと2つに割れて、長い絹のような毛のある種子が風に乗って飛び散る。割れた実の外皮は舟形で、この舟形の片側に白色の毛をつけたタネが多数入っている。
和名は、花後に牛の角のような形の実[袋果(たいか)]がなるが、一見イモ(芋)のように見えることによる。
また、外側が青いうちに割って舟形の実の内側を見ると、白色で鏡のように光るので「鏡芋」の名前がある。鏡芋は「輝美芋」とも書かれた。「カガミイモ」がなまって「ガガイモ」になったという。その後、平安初期の「本草和名(ほんぞうわみょう)」では、中国名「蘿藦(らま)」をガガイモに当て、「ガガイモ(蘿藦)」と書くようになったという。「蘿藦」は当て字とのこと。
また、タネにつく絹糸のような毛があることから「草綿」の別名もある。この毛は綿の代用になり、印肉用としても使われたという。
分布:北海道、本州、四国、九州
このガガイモの実に似たものに、別属の「キジョラン」の実がある。