peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

アブチロン・メガポタミクム(浮釣木)

2008年10月27日 | Weblog
福島県国見町のアブチロン・メガポタミクム
/ウキツリボク(浮釣木) 2008年10月25日




2008年10月25日(日)、福島県伊達郡国見町大字藤田にある藤田商店街で開催されていた鹿島神社の例大祭を見に行きました。藤田商店街は、昔のメインストリート
で、国見町役場~藤田小学校~国見郵便局~藤田駐在所~福島信金国見支所~国見町商工会~東邦銀行国見支店~公立藤田総合病院~雇用促進住宅~JA伊達みらい国見支店などが沿道に並んでいます。現在の主要道路である国道4号線は少し離れた所を並行して走っています。




 昔からお祭りにつきものの綿あめ屋 

 藤田商店街にある医院の入口に鉢植えにされたウキツリボク
(浮釣木)と呼ばれているアブチロン・メガポタミクムが沢山
花を咲かせていました。






一関市東山町のアブチロン・ウキツリボク
 2005年11月10日


2005年11月10日、一関市東山町長坂字柴宿の住宅団地の民家に、
鉢植えの「アブチロン(浮釣木)」があり、沢山の花をつけて
いました。


アブチロン(Abutilon)は、熱帯から温帯にかけて100種類以上の
品種があるといわれていますが、この「アブチロン」の花は、釣り
に使うウキが浮いているように見えますので、和名の「ウキツリボ
ク(浮釣木)」にふさわしいと思います。

最初は赤いホオズキのような形で、次に下から黄色の部分が出てき
て、最後にこげ茶色の部分が出てきます。色のバランスが印象的です
が、この時間差攻撃で出てくるところがおもしろいところです。

なお、「アブチロン」とは、ギリシャ語の「牡牛」と「下痢」の2つ
の意味からなっており、家畜の下痢止めに効果があることから名づけ
られたとか。「フラワリング・メイプル」の別名もあるとのこと。
アブチロン・メガポタミクム/ウキツリボク(浮釣木)
アオイ科 イチビ(アブチロン)属 Abutilon megapotamicum
ブラジル(アメリカ熱帯雨林気候区)原産のつる性常緑低木。花の
形からウキツリボク(浮釣木)の和名がある。また、チロリアンラ
ンプとも呼ばれている。無霜地帯なら露地で越冬できるとのこと。

アブチロンには、これとは別に広鐘形の花を咲かせる「ストリアツ
ム」Abutilon hybridumと呼ばれる園芸種がある。種名のハイブリダ
ムは交雑種の意。
交雑親も明らかでないとのことであるが、突然変異によるものなど
も含まれていると思われる。
葉の形も斑の有無も一定でなく、広鐘形の花はふつう有毛のガクを
もち、斜め下向きに咲くが、花つきは良く、15℃以上あれば周年開花
するとのこと。花色も朱色、橙、黄、白など変化に富む。

アブチロン(abutilon)/ウキツリボク(浮釣木)

2008年10月27日 | Weblog
「世界の椿館・碁石」のアブチロン・チロリアンランプ
 2007年12月7日




2007年12月7日(金)、大船渡市末崎町字大浜にある「世界の椿館・碁石」
に行ってきました。大温室の入り口に置かれた鉢植えの「斑入り葉アブチ
ロン」が花を咲かせていました。




「世界の椿館・碁石」のアブチロン・チロリアンランプ
 2007年12月7日




2007年12月7日(金)、大船渡市末崎町字大浜にある「世界の椿館・碁石」
に行きました。大温室内に「アブチロン・チロリアンランプ」と呼ばれる
植物が花を咲かせていました。




一関市東山町のアブチロン・ウキツリボク
 2005年11月10日


2005年11月10日、一関市東山町長坂字柴宿の住宅団地の民家に、
鉢植えの「アブチロン(浮釣木)」があり、沢山の花をつけて
いました。


アブチロン(Abutilon)は、熱帯から温帯にかけて100種類以上の
品種があるといわれていますが、この「アブチロン」の花は、釣り
に使うウキが浮いているように見えますので、和名の「ウキツリボ
ク(浮釣木)」にふさわしいと思います。

最初は赤いホオズキのような形で、次に下から黄色の部分が出てき
て、最後にこげ茶色の部分が出てきます。色のバランスが印象的です
が、この時間差攻撃で出てくるところがおもしろいところです。

なお、「アブチロン」とは、ギリシャ語の「牡牛」と「下痢」の2つ
の意味からなっており、家畜の下痢止めに効果があることから名づけ
られたとか。「フラワリング・メイプル」の別名もあるとのこと。

アブチロン(abutilon)/ウキツリボク(浮釣木)
アオイ科 アブチロン属(またはイチビ属やアティロン属)
abutilon hybridum

アブチロン属(イチビ属)は、世界の熱帯から温帯に約150種ある
低木または多年草で、まれに1年草もある。葉は普通は心臓形で全縁
である。花は腋生、単生して集散花序となり、ときに円錐花序となる。
一部が観葉植物として栽培される。

アブチロン(abutilon)には、「チロリアンランプ」とは別の種類
で「チャイニーズランタン」とか「インディアンマロウ」と呼ばれて
いる中央アジア・南アメリカ原産の種類(Abutilon×hybridum hort)
もある。
 
ハイビスカスを小さくしたような広鐘形の花を、春から晩秋まで長
期間咲かせるアブチロンは、花の色が赤、ピンク、黄、橙、白など
豊富で、比較的耐寒性もあり、鉢物のほか暖地では花壇にも植えられ
る。花はふつう有毛のガクをもち、斜め下向きに咲くが、花着きは良
く(生育環境は20~25度だが)15度以上あれば1年中花を咲かせること
ができるとのこと。
耐寒温度は5度と比較的寒さには強い植物だが、冬10度以下になる
地方では、室内に入れて、乾燥気味に管理することが推奨されてい
る。種名のハイブリダム(Hybridum)は交雑種の意。

画像は、2005年11月12日、たまたま入った平泉町のラーメン屋にあっ
た、鉢植えのアブチロン。




アブチロン(Abutilon) 2008年5月

2008年10月27日 | Weblog
一関市街地のアブチロン(Abutilon)
 2008年5月24日



2008年5月24日(土)、一関市山目側の寺前にあるダルマ薬局&100均
ショップで妻が買い物中、近くの民家の庭を見せていただきました。
いろいろな花が咲いていましたが、その中に冬の間家の中に置いてい
たという「アブチロン(Abutilon )」が黄色い花を咲かせていました。





アブチロン(Abutilon)アオイ科 アブチロン(イチビ)属
Abutilon spp.
熱帯から温帯にかけて150種ほども分布常緑低木、小高木、常緑宿根
草で、栽培されているものは低木が多いとのこと。近年、花の美しい
改良された園芸品種群が導入されている。(画像のものはアブチロン
の改良品種で「チロリアンハット」と呼ばれている。)
熱帯地では花壇、庭園、寒地では温室内で植栽するか鉢植えとする。
本属は花に萼状総苞がない点がほかの属と異なる。現在は野生種より
多くの交雑種の品種が栽培されることが多い。[栽培]温暖地では露地
で越冬するが、関東地方以北では越冬できない。[花期]温室内では周年。

葉は、縁が深く切れ込んだもの、鋸歯のあるものなど多彩。5~9月に咲く
花の多くは赤、黄、白、赤紫などで、盆形の5弁花に脈が入り、俯き気味に
咲く。
「キフ(黄斑)アブチロン」は葉に淡黄色か白色の斑点があり、観葉植物
としても好まれる。
花が黄色、萼が紅色の「ウキツリボク(浮釣木)」は名高い割に栽培は
少ない。