2014年11月11日(火)、一関市銅谷町の民家の前に植栽されているヒマラヤトキワサンザシの木が、真赤に熟した果実を沢山付けていました。
ヒマラヤトキワサンザシ(ヒマラヤ常盤山査子) バラ科 ピラカンサ(トキワサンザシ)属 Pyracantha crenulata
トキワサンザシ(常盤山査子) バラ科 ピラカンサ(トキワサンザシ)属 Pyracantha coccinea
西アジア原産の常緑低木で、日本には明治中期に渡来した。高さは2~6mになる。葉は互生し、長さ2~4㎝の倒披針形または狭倒卵形で先は丸く、縁に細かい鋸歯がある。両面とも無毛で、表面は暗緑色で光沢がある。5~6月、短い枝の先に散房花序を出し、直径約8㎜の白い花を多数開く。花弁と萼片は5個。果実は直径約6㎜の球形で、10月頃、鮮紅色に熟し、先端に萼片が残る。用途:庭木、鉢植え、盆栽、花材。
別名:インドトキワサンザシ、カザンデマリ。ヒマラヤ原産の常緑低木で、日本には昭和初期に渡来した。高さは2mほどになり、よく枝分かれする。葉は互生し、長さ2~5㎝の長楕円形または披針形で革質。両面とも無毛で、表面は光沢があり、裏面は淡緑色。縁には細かい鋸歯がある。5~6月、短い枝の先に散房花序を出し、直径約1㎝の白い花を多数開く。果実は直径7~8㎜の球形で、10月頃、光沢のある橙紅色または橙赤色に熟す。用途:庭木、鉢植え、盆栽、花材。[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・日本の樹木」より]
https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=36189615&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:一関市銅谷町のヒマラヤトキワサンザシ/ピラカンサ 2010年11月26日(金)]