2014年11月21日(金)、一関市川崎町薄衣(うすぎぬ)の国道284号(一関気仙沼)線(気仙沼街道)沿いにある民家の前に植栽されているシキザクラ(四季桜)かジュウガツザクラ(十月桜)と思われる桜の木が、花を沢山咲かせていました。この日は朝から風もなく、穏やかな日で「小春日和」の天気でした。広い道路の向かい側に「ローソン川崎店」がありました。
シキザクラ(四季桜)バラ科 サクラ属 エドヒガン群 Prunus×subhirtella Miq.'Semperflorens'
シキザクラ(四季桜)は、エドヒガン(江戸彼岸)とマメザクラの雑種(種間交雑)といわれるヒガンザクラ(彼岸桜)の一重咲きで、春と秋の年2回花が咲くようになった園芸品種らしい。秋は10月下旬頃から少しずつ開花するが、11月には花の数が多くなる。「四季桜」という名であるが、秋と春の2季咲きであり、その土地で の呼び名がいくつか存在しており、「サンキ(3季)ザクラ」や「ニ キ(2季)ザクラ」もその中の1つと思われる。 花は淡紅白色で、秋の花は直径1.7~2cmでやや小さく、春の花は直径2~2.8cmで散形状に咲く。日本では北海道南部、本州、四国、九州の暖帯から温帯に分布している。
ジュウガツザクラ(十月桜) バラ科 サクラ属 Prunus ×subhirtella'Autumnalis'
コヒガンザクラの雑種あるいはマメザクラとエドヒガンの種間雑種と考えられているが、定かではない。花色は淡紅色で、花弁の先に濃いピンク色が残る。花弁は10~20枚。花期は10~12月頃と3月下旬 頃の年2回であるが、秋に咲く花に比べ、春に咲く花は大きく、雌しべが1本長く突き出る。萼筒はコンパクトな壷形で毛が多い。萼筒が壷型なので、この時期に咲く「コブクサクラ」と区別がしやすい。 別名・御会式桜
http://blog.goo.ne.jp/pea2005/e/1eeb0a0b340b03f1d1da1e9ca6db2ba0 [peaの植物図鑑:シキザクラ(四季桜)、ジュウガツザクラ(十月桜)2008年11月01日]