2015年8月6日(木)、一関市地方は今日も35℃を超す猛暑日になり、6日連続の猛暑日で、ルームクーラーがない我が家では扇風機をつけた状態でも汗がぷつぷつ噴き出すしまつでバテ気味です。
我が家の小さな庭に植栽されている3本のムクゲ(木槿)の木が、この暑さにも負けず、毎日花をたくさん咲かせています。ピンク色のものは「紫盃(しはい)」という品種だと思います。
ムクゲ(木槿) アオイ科 ハイビスカス(フヨウ)属 Hybiscus syriacus
中国、韓国、日本などが原産の落葉低木~小高木。低温に強いハイビスカスとして、温帯地で生け垣などによく植えられている。よく分枝して高さ2~4mになる。葉は互生し、長さ4~10㎝の楕円形、卵形で浅く3裂し、縁に粗い鋸歯がある。
7~10月、枝先の葉腋に直径6~10㎝の花を開く。花は普通一重で紅紫色、花弁は5個。多数の雄しべは合着して筒状になる。果は直径約2.5㎝の球形で、熟すと5裂して長い毛のある種子を多数出す。現在では多くの園芸品種が作出されており、半八重や八重咲きがあり、花弁の広狭、花色、弁底色など変異が大きく、品種数は江戸時代から相当数が知られている。
普通に見られる品種には底紅色の’宗旦(そうたん)’cv.Soutan、’日の丸’cv.Hinomaru、青色の’ブルーバード’cv.Blue Bird、’紫盃(しはい)’cv.Shihai、’紅花笠’cv.Benihanagasa、葉に白覆輪が入る桃色、一重の’白祇園守’cv.Shiro-giommamori、’メーハニィー’cv.Meehaniiや’ピンク・デライト’cv.Pink Delight、’光花笠’cv.Hikari-hanagasa、’エレガンティシムス’cv.Elegantissimusなどがある。花期:夏。用途:庭木、公園樹、花材。栽培:繁殖は挿し木が容易。[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・日本の樹木」&同「山渓カラー名鑑・園芸植物」より]