peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

一関市博物館前のサルビア・スプレンデンス/ヒゴロモソウ(緋衣草) 2015年8月8日(土)

2015年08月10日 | 植物図鑑

 

2015年8月8日(土)、一関市博物館で開催中の特別展「開業90周年記念 大船渡線~ドラゴンレールの謎を解け~」を観に行ってきました。午後1時30分から展示解説会があるというのでそれを目当てに出かけたのでした。前日までの猛暑は和らぎそよ風も吹いて真夏日ではあったようですが、過ごしやすく感じました。

国道342号バイパス(厳美街道)線沿いの一関市博物館前(一関市厳美町字沖野々)との歩道沿いに造られている花壇に群植されているサルビア・スプレンデンス/ヒゴロモソウ(緋衣草)が、真っ赤な花を沢山咲かせていました。

 サルビア・スプレンデンス/ヒゴロモソウ(緋衣草)シソ科 サルビア属 Salvia splendens

ブラジル原産の非耐寒性一年草。「サルビア」は世界中に900種以上分布し、多くの種類が花壇用や切花、香辛料、薬用に栽培されている。しかし、ふつう「サルビア」といえば和名をヒゴロモソウ(緋衣草)というS.スプレンデンスを指す。草丈は25~50㎝、花序高は15~30㎝。花期:5~10月。

育て方:日なたと水はけのよい用土を好む。多肥を好むので定期的に追肥を。花がら摘みをこまめに。8月中旬に草丈の半分まで切り追肥すると秋に再開花。タネ播きは4~6月。[講談社発行「花を調べる花を使う・四季の花色大図鑑」より]

 


一関市厳美町沖野々のトサカゲイトウ(鶏冠鶏頭) 2015年8月8日(土)

2015年08月10日 | 植物図鑑

2015年8月8日(土)、一関市博物館で開催中の特別展「開業90周年記念 大船渡線~ドラゴンレールの謎を解け~」を観に行ってきました。午後1時30分から展示解説会があるというのでそれを目当てに出かけたのでした。前日までの猛暑は和らぎそよ風も吹いて真夏日ではあったようですが、過ごしやすく感じました。

国道342号バイパス(厳美街道)線沿いの一関市厳美町字沖野々と思われる所(道の駅「厳美渓」入口の向かい側)にある民家の庭に群植されているトサカゲイトウ(鶏冠鶏頭)が、濃紅桃色の花を沢山咲かせていました。

(下全部)上の花とは少し違った花を咲かせていたトサカゲイトウ(鶏冠鶏頭)。

 ヒユ科 ケイトウ(ケロシア)属 Celosia:アジア、アフリカ、アメリカの熱帯から亜熱帯にかけて50種が分布する一年草、低木。花は両性で、子房は2~多数の胚珠を含む。

ケイトウ(鶏頭)ヒユ科 ケイトウ(ケロシア)属 Celosia cristata:別名:トサカケイトウ(鶏冠鶏頭)。本種のほかにヤリゲイトウvar.childsiiとフサゲイトウvar.plumosaの2つの変種がある。草丈は60~90㎝になる。茎は直立し、条線がある。花序は短柄を有し、花茎の上端が帯化、肥大してトサカ(鶏冠)状となり、その下方に花を密生する。花色は紅赤、橙、黄、桃と豊富。

日本では育種が進み、本種に玉トサカ状の久留米ケイトウ、本種とヤリゲイトウの交雑による槍状の八千代ゲイトウの2系統がある。そのほかに、2変種の系統の品種も多く、ともに切花栽培されている。近年花壇用の矮性種も育成されている。花期:播種後、40~50日で開花。栽培:日当たり、排水性のよい弱酸性土壌でよく育つ。[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・園芸植物」より]