2017年11月15日(水)、「世界の椿館・碁石」(岩手県大船渡市末崎町字大浜280番地1)に行って
きました。サザンカ(山茶花)をはじめ、早咲きの椿が思っていた以上沢山咲いていました。入館料は
200円でした。
椿館の出入口を入ると直ぐの所が「交流広場」で、そこから左の方へ進んだ所の「早咲き椿」コーナー
に展示されていた「参平椿(さんぺいつばき)」という名札を付けた椿が、紅色地に白覆輪、一重の花
を沢山咲かせていました。
椿・参平椿(さんぺいつばき)ツバキ科 ツバキ属Camellia japonica'Sanpei-tsubaki'
花:一重、ラッパ咲き、中輪、12~4月咲き。愛知産。桃~濃桃地の白覆輪花に、紅の幅広い縦絞りが
わずかに入り、弁脈も明瞭な明るい感じの花。愛知県半田市の茶人で愛椿家・小栗参平氏の遺愛の品種。
原木は小栗家にあったが、移植時に枯れ、今はその挿し木苗が大きく育っているという。名は参平翁に
ちなんで、1968年に華道家・安達式挿花家元の安達潮花氏が命名したとのこと。ヤブツバキ系。
誠文堂新光社発行「日本ツバキ・サザンカ名鑑」(日本ツバキ協会・編)には、下記の通り記載されて
います。
参平椿(さんぺいつばき)Sanpei-tsubaki 愛知 [花]紅地に白覆輪の一重、ラッパ咲き、筒しべ、中
輪、12~4月咲き。[葉]長楕円、中形。[樹]横張り性、強い。[来歴]知多半島半田市の小栗恒六邸に原木
がある。1955年頃に命名・発表。
http://blog.goo.ne.jp/pea2005/e/b9d217d87f39884527d1857fd1ea8466 [世界の椿館・碁石」の椿・
「参平椿(さんぺいつばき)2008年12月25日(木)]
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