peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

セツブンソウ(節分草)

2007年03月24日 | Weblog
一関市千厩野草の会の「セツブンソウ(節分草)」
 2007年3月23日





2007年3/23(金)、一関市千厩町千厩にある千厩ショッピングモール「エスピア」ホールで開催中の千厩野草の会(会長・小野寺義昭)の「春の山野草展」を見に行きました。8割方が「雪割草(ミスミソウ&スハマソウ)」でしたが、その他の山野草も展示されていました。

これらの中に、本州の関東地方以西にしか自生していないといわれている「セツブンソウ(節分草)」がありました。寄せ植えにされていたので見過ごしてしまいそうですが、小さな可憐な花が咲いていました。日本特産種だそうです。




セツブンソウ(節分草)キンポウゲ科 セツブンソウ属 Eranthis pinnatifida
山地の木陰などに生える多年草で、石灰岩地に群生することが多いという。高さは5~15cmになり、茎の上部に不揃いに細かく切れ込んだ葉が2個対生する。

花期は2~3月で、茎の先に直径2cmほどの花を1個つける。白い花弁のように見えるのは萼片で5個ある。花弁は黄色の蜜腺に変化している。雄しべの葯は紫色で、白い萼片とのコントラストが美しい。初夏には地上部は枯れてしまう。

「セツブンソウ(節分草)」の名は、旧暦の節分の頃に開花することによるという。日本特産種。分布:本州(関東地方以西)

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