2010年12月11日(土)、世界の椿館・碁石(大船渡市末崎町字大浜280番地1)に行ってきました。この椿館がある大船渡市は、太平洋沿岸のヤブツバキ実取りの北限として知られ、市内いたる所にヤブツバキの自生が見られます。また、ツバキは市の花にもなっており、椿をキャッチフレーズにした街づくりを進めています。世界の椿館・碁石は、世界13カ国約150種類の椿と地域で生産された四季折々の花きの植栽展示をしているほか、椿や花きの販売などを行っています。
http://www.city.ofunato.iwate.jp/cgi-bin/odb-get.exe?WIT_template=AC020000&WIT_oid=icityv2::Contents::1165 [大船渡市のホームページより]
世界の椿館・碁石の施設は、このホームページの「館内のご案内」にありますが、出入口を入り、エントランスホールを通って、交流広場に入場します。このドアのすぐ傍に沢山花をつけたサザンカの園芸品種・獅子頭(ししがしら)が展示されていました。カンツバキ(寒椿)とも呼ばれます。
カンツバキはツバキと名がつくものの、じつはサザンカの仲間。花弁は離れてぱらぱらと落下する。
サザンカの仲間:カンツバキ系中部から関西方面に古木が多い品種、獅子頭の血を引くサザンカの品種群で、雄しべが花弁に変化した八重咲きが多く、冬から早春に開花します。
獅子頭(ししがしら) カンツバキ系、八重・中輪。濃い紅色が印象的。花期/12~2月。カンツバキともいう。[日本放送出版協会発行「NHK趣味の園芸 よくわかる栽培12か月 ツバキ、サザンカ(桐野秋豊、箱田直紀・著)より]
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