2012年9月28日(金)、岩手県立一関第二高等学校(一関市赤荻字野中)の近くにある農家と思われる民家の出入り用道沿いに植えられているコムラサキシキブ(コムラサキ)が、淡紫色に色づいた実を沢山つけていました。まだ黄緑色の実も沢山ついていました。
コムラサキシキブ(小紫式部) クマツヅラ科 ムラサキシキブ(カリカルパ)属 Callicarpa dichotoma
葉や果実などがムラサキシキブより小ぶりなのでこの名がある。略して「コムラサキ」や「コシキブ」ともいう。湿地の傍などに稀に生える落葉低木。果実が美しいので、庭や公園などに広く植えられている。「ムラサキシキブ」といって植えられているのは、ほとんどがコムラサキの方である。高さは1~1.5mになる。枝は細くて紫色を帯び、先が垂れ下がっているものが多い。葉は対生し、長さ3~7㎝の倒卵状楕円形で、縁の上部にだけ粗い鋸歯がある。
花期は6~7月。葉の付け根から少し離れた所から柄を出し、淡紅紫色の小さな花が多数群がって咲く。花は長さ約3㎜。果実は直径約3㎜の球形で、9~11月に紫色に熟し、葉が落ちた後も残って良く目立つ。 果実が白いものもあり、シロミノコムラサキシキブ(シロミノコムラサキ)f.albibaccaというが、「シロシキブ」の名で売られていることが多い。栽培:繁殖は挿し木、実生。分布:本州(福島県以西)、四国、九州、沖縄、台湾、中国。 [山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑3・秋の花」&同「山渓カラー名鑑・園芸植物」より] https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=35782061&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:一関市室根町のコムラサキ(小紫)/コシキブ(小式部)] https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=32687594&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:一関市のコムラサキ(小紫)/コシキブ(小式部)]
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