peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

一関市「千厩野草会」のイワシャジン(岩沙参) 2012年10月21日(日)

2012年10月27日 | 植物図鑑

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2012年10月21日(日)、千厩ショッピングモール・エスピア(一関市千厩町千厩字東小田)のエスピア・ホールで開催中の千厩野草会(会長・金野昌敏)主催「秋の山野草展」を見に行ってきました。様々な山野草が100点ほど展示されていましたが、それらの中に白色で鐘形の花を沢山つけたイワシャジン(岩沙参)がありました。名札には「白花シャジン」としか書かれていませんでした。

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イワシャジン(岩沙参) キキョウ科 ツリガネニンジン属 Adenophora takedae

山地の湿り気のある岩場や崖などに生える多年草。茎は細く垂れ下がり、長さ30~70㎝。葉は互生し、披針形または広線形で縁には鈍い鋸歯がある。9~10月、細い花柄の先に8~10個ほどの花が総状花序につく。花冠は鐘形で紫色。花柱は花冠から出ない。萼片は5個、線形で縁には腺に終わる鋸歯がまばらにある。分布:本州(東北地方~関東地方)。山渓カラー図鑑は(長野、山梨、神奈川、静岡、愛知県)。

近縁種ホウオウシャジン(鳳凰沙参)var.howozana、ミヤマシャジン(深山沙参)A.nikoensis var.stenophylla、ツリガネニンジン(釣鐘人参)A.triphylla var.japonica、ハクサンシャジン(白山沙参)A.triphylla  var.hakusanensis、ソバナA.remotifloraヒメシャジン(姫沙参)A.nikoensisなどがある。

栽培管理:春・秋は風通しの良い日当たり、梅雨頃から雨の当たらない涼しい半日陰で管理し、冬は軒下などで凍結から保護する。肥料は春・秋に置き肥を与えるほか、液肥も併用して肥倍する。植え替えは毎年か隔年の発芽前に行い、エゾ砂・硬質鹿沼土・軽石の混合土などで深鉢に、細い根を切って水はけ良く植え付ける。増殖は株分け、挿し芽、実生による。株分けでは切り口に癒合剤を塗って腐敗を防ぐ。

[栃の葉書房発行「別冊趣味の山野草・山草図鑑」&山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・日本の野草」より]

http://blogs.yahoo.co.jp/concert216/49340413.html [山野草 白シャジン、イワシャジンなど:つれづれ日記:Yahoo!ブログ]

http://iwasaki.shop-pro.jp/?pid=27159187 [白花イワシャジン(岩崎園芸)]

http://item.rakuten.co.jp/ogis/44w/ [白花イワシャジン:おぎはら植物園]

http://www.yasoo.co.jp/SHOP/KK006.html [イワシャジン(岩沙参)・白花]

http://www.geocities.jp/system1007/adenophora1.htm [Adenophora(シャジンの仲間)]


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