2011年10月23日(日)、一関市川崎町薄衣(うすぎぬ)如来地地区の県道168号(薄衣舞川)線沿いの急斜面に生えているアワコガネギク(泡黄金菊)が、芳香を漂わせながら、黄色い花を沢山咲かせていました。
アワコガネギク(泡黄金菊) キク科 キク属 Chrysanthemum (Dendranthema) boreale
山地の谷間のやや乾いた崖や山麓の土手、林の縁などに生える多年草。茎は叢生し、高さは70~150㎝になり、盛んに枝分かれする。葉は互生し、長さ5~7㎝の長卵形で羽状に5深裂し裂片の先は尖る。、栽培されているキクに似ているが質は薄い。両面に細い毛があり、多少、黄色味のある緑色で、艶が無い。
10~11月、茎の先端に直径1.5㎝の黄色の頭花を多数つける。舌状花は短く多数で、中心の筒状花も多い。総苞は長さ約4㎜。総苞片は3~4列に並び、外側は線形または狭長楕円形。そう果には冠毛がない。
黄金色の小さな花がかたまって咲く感じを泡にたとえて「泡黄金菊」の和名がある。キクタニギクの別名もある。「キクタニギク」は京都北山の菊渓に因んだもの。江戸時代にはシマカンギクと間違えられ、アブラギク(シマカンギクの別名)と呼ばれたこともある。よく似ているが、シマカンギクは横に這う長い地下茎があるのに対し、アワコガネギクの地下茎は短く、横には延びない。strong>分布:本州(岩手県~近畿地方)、四国、九州(北部)。
山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑3・秋の花」&同「山渓カラー名鑑・日本の野草」&同「山渓ハンディ図鑑1・野に咲く花」より]
https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=35891099&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:一関市大東町のアワコガネギク(泡黄金菊)/キクタニギク(菊渓菊)]
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