peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

一関市末広2丁目&十二神のスギナ(杉菜)/ツクシ(土筆)

2010年04月28日 | 植物図鑑

P1940928

P1940927

P1940938

P1940825

2010年4月20日(火)、一関市末広町2丁目の「末広2区花壇」の看板が立てられている所のそばに、スギナ(杉菜)の胞子茎であるツクシ(土筆)が沢山出ていました。

P1940940

P1940926

P1940925

P1940933

P1940923

一関市十二神のツクシ(土筆)

P1940604

P1940609

P1940608

P1940611

スギナ(杉菜)/ツクシ(土筆) トクサ科 トクサ属 Equisetum arvense

日本各地の畑の隅、あぜ道、市街地の空き地、土手などに普通に見られる夏緑性のシダ(多年草)。ツクシ(土筆)はスギナ(杉菜)の胞子茎で、上の方が筆の形で、茎の所々に袴のような鱗片がある。楕円形の胞子嚢穂から胞子を散布するとすぐに枯れる。非常に細い緑の葉のような栄養茎が下から輪生状に段々になってつく。高さは20~40cmになる。和名は、葉がスギ(杉)の葉に似ていることによる。また、胞子茎(ツクシ)は食べられるので「菜」。花期:3~5月。

「ツクシ」の名前の由来は、ツクシの袴の部分を一度ちぎって、またつなぎ、どこの袴で繋いでいるかを当てる「ツギグサ」という子供たちの遊びがある。この「ツギグサ」が「ツクシ」という言葉に変化したといわれている。また、ツクシの形を筆にたとえ、地際に生えるので「土筆」と書く。なお、ツクシは漢方薬としても利用され、中国では「接続草」と呼ばれている。

仲間:イヌスギナ葉が栄養茎と胞子茎が一緒になっている。スギナのような状態の栄養茎の一番上を見ると、ツクシに似たものがついている。これが特徴。[山と渓谷社発行「山渓名前図鑑・野草の名前(春)」より]


最新の画像もっと見る

コメントを投稿