2021年2月19日(金)、一関シネプラザで、この日から上映が始まった映画「痛くない死に方」を観てきました。実話をもとにした映画だそうで、大変感動しました。私も妻も「尊厳死」を選ぶために下記の文章を書いて署名しています。
私(氏名)のリビングウィル
いっさいの延命治療をしないでください。
私は今日まで、自由に生きてきました。好きなことに打ちこんで、幸せな人生でした。そして、自分らしく人生を終えたいと思っています。
今、私は意識を失っているか、呼びかけに少し反応するだけだと思います。すでに自力では、呼吸もほとんどできないかもしれません。だから、決して救急車を呼ばないでください。すでに病院にいるなら、人工呼吸器をつけないでください。つけられているなら、はずしてください。
自力で飲んだり食べたりできないなら無理に、口に入れないでください。点滴も、チューブ栄養も、昇圧薬、輸血、人工透析なども含め、延命のための治療を何もしないでください。すでに行われているなら、すべてやめてください。
もし私が苦痛を感じているようなら、モルヒネなどの痛みをやわらげるケアはありがたくお受けします。
今、私の命を延ばそうと力を尽くしてくださっている方に、心から感謝します。しかし、恐れ入りますが、私の願いを聞いてください。
私はこの文章を、冷静な意識のもとに書き、家族の了解を得ています。
いっさいの延命治療をしないでほしい。この最期の願いを、どうぞかなえてください。決して後悔しないことを、ここに誓います。
20〇〇年〇月〇日 本人 住所 氏名(署名)、証人署名:(妻)氏名