デジカメコレクション デジカメ大好き

デジカメでいろいろ撮ってます 腕が悪いくせにカメラのせいにして買ったカメラが150台超えました

太古の?銀杏

2020年12月11日 | 紅葉
和田堀公園は和田堀池のように自然な姿をそのまま残しているところもあれば、陸上競技場、野球場などもある複合公園です。和田堀池から東に進むと駐車場を挟んで陸上競技場があるのですが、その間には大きな黄色い壁、銀杏の群落が立ちはだかります。





私は以前のこの場所をよく知りませんが、陸上競技場などが整備されたときに植えられた銀杏なのでしょうか。それとも大宮八幡宮の大銀杏の仲間たちで、善福寺川を挟んで群落を成して古くからここにある銀杏たちなのでしょうか。



善福寺川流域の歴史は意外と旧く、この近くでも縄文時代の松ノ木古墳、弥生時代の大宮遺跡などが発見されています。願わくば最古の現生樹種の一つとして、太古の昔よりこの地に生えていた銀杏であってほしい。そして古の人々の暮らしを見下ろしてきたという方が、陸上競技場との境に最近植えられたというより余程浪漫がありますからね。でもそんなに幹は太くないかな。



この木の裏が松ノ木古墳



そんな自分勝手な妄想に浸りながら



上ばかり見上げて歩いていると



うっ臭い ギンナンか
現実に引き戻される臭い



このあたりは雌木だったのか



その先に広がる黄色い絨毯に



靴底を擦りつけながら帰路に着きました






和田堀池 裏側

2020年12月10日 | 池 河川 水辺の風景
和田堀池の周囲は約400m、さほど大きな池ではありませんが、うっそうとした茂みは裏側に表側の美しい姿とは違った別の顔を醸し出します。そういえばいつも元気に泳ぎ回る水鳥たちの姿も見かけません。



こんなところにいたのか



かいぼり準備から逃げてきたのか水鳥たちはみんな裏側へ、流れ着いた枯葉の中にうずくまっていました。寒いのか、それとも枯葉がじゃまなのか、泳ごうともせず漂っているだけ。



少し進むと木々の間から強烈な逆光が



歩道の枯葉に伸びる影



少し日が差すところへ
もう水鳥の姿はありません



ここがちょうど真裏
噴水のところで人が作業しています



もうすぐひとまわり



ここから見ても明暗差は著しい



最後は長年続くほとりの飲食店



コロナじゃなくてもあまりお客さんはみかけません。それでも改装して、赤く塗り直して、頑張ってますね。明日はおとなり、競技場周辺の銀杏並木です。



和田堀池 順光

2020年12月09日 | 池 河川 水辺の風景
善福寺川上りをはや3分の1程度で断念せざるを得なかったのは非常に残念だったのですが、断念した場所が非常によくて、ちょうどすぐそばにカワセミで有名な和田堀池があるところ、こうなりゃ行ってみない手はない、よしんば今日もカワセミが顔出さないかな。まあ順調に川上りが続いていても寄ってみようと思っていたところですけどね。



このあたりはもともと地盤が低く、この池も善福寺川が流れを変えたのか、若しくは川が氾濫してそのまま池になったのか。池には大小二つの中島があって、その中島にカワセミ、サギなどが棲みついています。ただ幸か不幸か池はかいぼりの準備中。鳥たちはきっと中島の奥に避難していることでしょう。言われてみればたしかに水は少なめ。



そのとき大きめの鳥が飛び立って



緑の中に消えていきました
ゴイサギかな



追いかけて中島の裏側へ



天頂を少し過ぎた太陽の



順光が池に紅葉を映し出す





いやあ来てよかった



明日は池の裏側です



ご迷惑をおかけします

2020年12月08日 | 池 河川 水辺の風景
ほぼ面影すら感じられない大松橋をあとにして、未だところどころに立つ工事柵に一抹の不安を残しながら、さらに上流を目指します。点在する雑木林の紅葉を楽しみながら。
雑木林の紅葉が美しいのはその名のとおり、いろいろな木が混生するから。当然葉を染める色も様々、いろいろな色が重なり合って美しい雑木林の紅葉を構成しているからです。

川は大きく弧を描き



郷土博物館のある雑木林へ



ここは宮木橋



その次は大宮橋



杉並のへそ大宮八幡宮が近づくにつれて、橋の名前も宮がらみになってきます。その大宮橋の袂に「調整池、大松橋の下部工をつくっています」の看板が。長々続いていた工事もここで終わりか、上流側に書いてあるのに、下流側には看板はなかったぞ。ともあれようやく工事柵ともお別れできそうだとひと安心。



岸壁の住宅街



人しか渡れぬ宿山橋



そして宮下橋が見えてきた 



ここは大宮八幡宮のすぐ下だから宮下橋、左が大宮八幡宮の銀杏混じりの黄色い紅葉、右奥が和田堀公園の雑木林、期待感高まりつつも、橋の欄干にかけられた白いシートが気になって・・・。



悪い予感だけはよく当たる
川は高い塀の向こう側



ついに両側を塀に閉ざされた



枯葉だけがうず高く舞い



本日4度目の「ご迷惑をおかけします」



この先も長くこの白い塀は続き、中からは作業音が響きます。さすがにこれでは川上りもきびしいなあということで、善福寺川踏破紅葉の陣はここで断念。工期は2月26日まで、きっと神様も桜の季節に来いと言ってるんだろうな。持て余した時間で付近の紅葉でも撮って帰ろうっと。


束の間の紅葉

2020年12月07日 | 池 河川 水辺の風景
前にも書きましたが善福寺川は神田川、妙正寺川に比べ、いちばん自然と触れあえる川。堀之内の熊野神社から荻窪の住宅街に抜けるまでの約5km間は、昨日の済美公園、和田堀公園、善福寺川緑地とすべて公園の中を流れる川だから、そしてその区間は杉並でいちばん紅葉を楽しめるところ。空も快晴、休日なのにコロナのせいかすれ違う人もほとんどなし、絶好の紅葉撮影日和のはずだったのですが・・・。

荒玉水道を渡る済美橋



歩道を塞ぐ円形が 羅針盤?



日時計かな 日も差さないところに



このあたりから和田堀公園



眼前に紅葉が広がり、これからいよいよ中心部、今まで以上に密度の濃い紅葉が川沿いに楽しめると思った矢先、視界の先には大きな重機が、えっまた工事?お手やわらかに。



ここは二枚橋



どう見ても一枚しかないけれど
工事柵の向こうの紅葉が恨めしい



また調整池か 川のためとはいえ
2度目ともなると・・・



次の大松橋はもっと大がかり
歩道さえも歩けません



回り道をして橋に出てみると
紅葉見物ならぬ工事見物状態
橋の原型もとどめず



この先は柵はあるけど歩道は歩けそう
対岸の紅葉に期待して次のスポットへ



続きはまた明日です


済美公園の銀杏

2020年12月06日 | 池 河川 水辺の風景
本村橋を過ぎると川は右に急カーブ、自動車の走る道と離れて遊歩道のみの、散歩には好都合な川に変わります。そして川沿いに色付いた紅葉が並びます。



そして橋の名も紅葉橋



様々な色の木々が並びます



思わず振り返りたくなるような



ローレライ?ライン川?



そして次の橋が 熊野橋



遊歩道は大きく湾曲し 河原に降りる道も



そしてその左側に



本日のメイン



済美公園の銀杏



ちょうど見頃を迎えていました



その先には少し豪華な橋



その名は武蔵野橋



この橋がゴージャスなのは堀之内妙法寺の参道だから、ちょうどこの橋が結界に当たるそうです。少し前までは夏になるとここから灯篭を流したそうです。
済美公園の銀杏を背に次の橋に向かいます。続きはまた明日。




片鱗

2020年12月05日 | 池 河川 水辺の風景
善福寺川3日目です。この川の流域には1000年以上の歴史がある神社や縄文時代の古墳など、人と永く付き合ってきた痕跡があります。ときには氾濫して人々を苦しめたり、また流域に人が住むことで汚染されて清流を失ったり。

環七を過ぎると川幅は拡がり



現れたのは善福寺川取水施設



氾濫に備えた調整池もあり



反対側に渡ってみました 定塚橋



川と付き合っていくには
こういう施設が必要なんですね



おかげで水青くゆるやか



次の橋は堀之内橋



袂にはミカンの木と



マスクをした子供の像



続いて本村橋



秋にこの川を選んだ目的は自然のままの姿で残された周辺の紅葉、冒頭に書いた史跡もこのあたりから始まります。川は住宅地を離れ、少しづつその片鱗が顔を出します。



そしてまず見えてくるのが熊野神社
鎌倉時代からのこの地域の鎮守様です



最後はX70らしい写真で



明日に続きます



立正佼成会

2020年12月04日 | 池 河川 水辺の風景
善福寺川2日目です。まだスタートから400m程度、本日最初の橋が見えてきました。



この橋の名は光明橋 
なにやら後ろに大きな建物が



ご存知の方も多いとは思いますが、杉並区和田といえば宗教法人「立正佼成会」の本拠地。昭和初期にこの地に生まれ、多くの関連施設がここ和田に集結しています。奥に見えるのは大聖堂、手前の工事中のところは、かつて吹奏楽の甲子園と言われていた普門館というホールのあった場所、耐震の関係で建て直しになりました。



次の橋は立正佼成会の
ど真ん中 霊峰橋



川は施設の真ん中を流れます
左側は信者の宿泊所団参会館



右側の建物は昔は野球、今はアメフトで有名な佼成学園、中高一貫の男子校です。卒業生に有名なスポーツ選手でもいないかとググってみたら、意外や意外、スガシカオさんが出てきました。



まだ1Kmも歩いていません



ここで川は環七を横切ります



川は横切れても人は無理



しかたなく信号まで歩きました



奥に大聖堂、手前に法輪閣
タワーマンションの隣には佼成病院
立正佼成会の施設に圧倒されます



川はより細くなって出てくるし



そうそう橋の名は和田堀橋
立正佼成会に気を取られて忘れるところだった



それにしても宗教というものはいつの時代も力ありますね。信者とは昔なら兵力、現代は財力といったところでしょうか。現代の宗教法人は武装しないから安心ですけど。続きはまた明日。



分岐点

2020年12月03日 | 池 河川 水辺の風景
今日からは恒例の川沿い散歩、今回は前回夏の公約通り杉並三河川の最後のひとつ、善福寺川です。杉並善福寺池が水源で区内ほぼ中央を流れ、中野区との区境で神田川と合流する河川です。

お供は新入りX70、今回もゴールが合流点ではモチベーションが上がらないので、水源を目指して川上りすることにしました。降り立った駅は丸ノ内線中野富士見町、駅前の神田川を少し上って合流点に向かいます。

下ってくれば合流点ですが、上って行くので分岐点。上、方南町方面から流れてくる神田川、下、今回歩く善福寺川です。



三角州に家が建っていました。庭の両サイドが川なんて、まるでお堀に囲まれたお城みたいな造りの家ですね。



水源、善福寺池の遅野井の滝までは11Kmくらい、のんびり写真撮りながらでも1日あれば充分でしょ。今は日が短いので時速2Kmくらいを心がけて。



川沿いに鳥を象った飾り フクロウ



最初の橋は和田廣橋 杉並区和田と



中野区旧町名廣町の間に架かる橋だからでしょう



今度はカモかな



次の橋が見えてきた



ここは駒が坂橋 河岸段丘のきつい坂道



カブトムシ 飛ぶには飛ぶけど



振り返ればまだ新宿の高層ビルが見える



次は朝日橋



この辺りは右岸杉並区、左岸中野区



中野区側の岸で下水道管新設工事をやっていました。水がきれいになる工事なら大歓迎、しかも川沿い散歩には影響なし。このときはまだこの程度の工事ならと思っていました。続きはまた明日。





紅葉ドック

2020年12月02日 | 紅葉
 今日は久々の撮りおろし、日帰り人間ドックに行ってきました。永く当ブログをご覧頂いている方はご存知でしょうが、私は10年ほど前からこの時期、多摩丘陵病院にドックを替えました。目的は紅葉、さすがにこの時期になると多摩丘陵も色づいて、町田の山奥にあるこの病院は紅葉に包まれます。そしてこの病院の裏手にある大きなモミジがいちばんきれいな季節なんです。

駐車場の裏山



病院が見えてきた



横目で見ながら歩道を進みます



山茶花を入れて



設立は昭和57年 築40年くらいか



 最初は好きじゃなかったけど、慣れてきたのか、終了後の楽しみのせいか、半日ドックも大過なく終了。気になる血圧も下がり、体重も昨夜のサウナで絞って100g増に収まりました。
 
 まずは最初の楽しみドック飯、毎年同じメニューなので期待度はゼロ、やっぱり料理は何が出てくるか、どんな味かも楽しみのひとつなんですね。ともあれ今年も美味しく頂きました。





 急ぎ空腹も満たし、下腹部のバリウムの重さもそこそこに、ドックロッカーからX70を取り出して裏山に向かいました。人間ドックのロッカーにデジカメ入れといて、終わってもなかなか帰らない奴なんてあまりいないだろうななんて考えながら、そこで目にしたのは・・・。



 コロナのせいで裏山は立入禁止になっていました、ショックで便意が・・・。数10メートル先にそのモミジがあるのに・・・。どこか他に行けるルートはないかと病院内を探しましたが、もちろん厳重に閉鎖されていて、諦めきれずに下のバス通りに降りて回り道を探し歩きました。



 南側に施設に続く行き止まりの道があって、途中から見えないかと登ったのですが、はるか高くにわずか見えるだけ、斜面と柵で近寄れません。諦めてそこから2枚ほど。





 さらに裏の施設の途中に貼り紙が、えっこの病院移転するの!竣工予定が再来年の10月!12月に来ているってことは来年で最後か、病院なんかどこに行ってもいいし、新しい方がいいに決まってるけど、あのモミジはどうなるのかな、まさかいっしょに移転しないよなあ、切られちゃうのかな。Wショックで便意はとうに消え去りました。

汚い文章のお詫びに昨年ここで撮った写真を2枚、カメラはGRです。





去年はまだ緑が多く、今年はもっと紅くなってるかと期待してたのに・・・。