明日の青梅30kは、チームメイト(yoshikoさん)の名古屋国際ペース走にお付き合い。
キロ4:40で行くそうで、後半まで持ったらそれからダッシュです。
今の調子だと、一昨年の2:20を切るのは難しいだろうけどチャレンジ。
頑張りましょう
明日の青梅30kは、チームメイト(yoshikoさん)の名古屋国際ペース走にお付き合い。
キロ4:40で行くそうで、後半まで持ったらそれからダッシュです。
今の調子だと、一昨年の2:20を切るのは難しいだろうけどチャレンジ。
頑張りましょう
つちのこ、カメラシリーズⅤ
RICOH AUTO HALF
リコーのハーフサイズカメラです。
これも40年ほど前に発売されて、大ヒットしたカメラです。フィルムが高くてネガカラーの12枚撮りで24枚撮影できリーズナブル。
カメラ自体がシンプルなデザインだったので、いろんな模様のバージョンがありました。デザイナーが腕を振るって外観をカスタマイズした。
これは花柄模様ですが色はない、シルバーの濃淡。
セルフタイマーがついたもの、アクセサリーシューが後から出てきた。
ハーフサイズの25mmは、35mmに換算すると32mmぐらいか?
白黒ではそれなりに写った記憶があります。意外にシャープなレンズが付いていたのです。リコーオートハーフは25mmの固定焦点付きでパンフーカス。
オリンパス・ペンやキャノン・デミ、ダイヤル35はハーフサイズと言えども、ピントを目盛りで合わす方式で、めんどくさいけど、さらにシャープだった。
このリコーは女性をターゲットにしたようです。オリンパス・ペンSやDシリーズはむしろメカっぽいところが残っているので、男性用。
リコーオートハーフの対抗馬は、いわずと知れたオリンパス・ペンEESでしょう。キャノン・デミはもう少し値段が高かった。
ヒット商品で、デザイン・バリエーションやカラーモデルがあるのは面白い。ペンは人気があったけど、デザイン違いは聞いたことがない。
正面、上、左右、裏と出っ張りが少ないデザインは、今見てもすばらしい!!!
カメラのデザインはこの時代のが一番スキだなー。各々すごく個性的でした。
理化学研究所の技術が外観に現れている!
こんな良いカメラを作るメーカーですが、主流は高級カメラを作るキャノン、ニコン、ミノルタ、ペンタックスに、、、。
企業として商売として成り立つのは別と、わけのわからない我が国のマーケット。そういえば今、、デジカメでもリコーのGRはマニアの心をつかんでいるようですが、、、。
このカメラにおいて数少ない可動部。感度ぐらいは合わせねば、、、。
じつにコレだけしか合わせなくて写せるんです。
だけど現代のレベルを望んではいけない。自動でストロボが発光するわけじゃないし、フィルムは融通がききませんから、キレイに撮るには良い光を選ぶ必要があります。
そこが現代のカメラと昔のオートカメラの違い。
ボディーの左右、背中合わせです。レンズは外側。
シンクロ接点 の下は三脚穴。
つまり三脚に取り付けると、ハーフサイズなので横位置撮影になる。
裏蓋開閉つまみの下は、ストラップ金具。
底にはゼンマイ仕掛けの巻き上げノブ(ワインダー)と、巻き戻し用のノブが仲良く並んでいます。
一回のゼンマイ・巻上げで10枚ぐらい撮影できたと思う。ゼンマイの鉄が弱かったのでしょう。当時はスエーデン鋼が一番といわれていた、、、。
裏にいたっては何もない、、、すばらしいとしか言いようのない、気合を感じさせるデザイン。
デザインとはそぎ落としていくもの、、、そのもの。
最近の日本車のごてごて付け加えたデザインを見ると、あーーーぁて感じます。
でもそれが売れる国なんだからしょうがないかーーー。
下部の、左がフィルム巻き上げようのゼンマイが入ったノブ。右が一般的な巻き戻しノブ。
キャノン・ダイヤル35、ヤシカ・エクセルと言うのもあったような、タロンでも出していたかも。
裏蓋を開けました。フィルムは右から左へゼンマイ仕掛けで巻き上げていきます。シャッターを押し指を離すたびにジーコ・ジーコとフィルムを巻き上げてくれます。
連射と言うより自動巻上げ。
レンズ室は35mmに比べるとハーフなので小さなボックスです。
フィルム室の遮光が前側ボディーに裏蓋がかぶさるんだが、かぶさりが少ないのでココに遮光の問題があったと、当時のカメラ雑誌に書いてあった。実際にはどうだかわからない。
アップで見ると年代を感じます。
ざらざらは遮光用のスッポンジが張り付いたものです。
完動品です。地方のカメラやさんをのぞいていたら、ガラクタ・カメラとして山ずみにされていて、これは売り物なのか?と聞いたところ「うんにゃ、欲しければ持っていってくれ」と。キレイなケースつきでタダで貰って来た。
いちおうリコーのサービスステーションに整備に出したけど、「当社、製品を長ーーく使っていただき、ありがとうございます」と言われて整備料金はいただきません、、、と!
以来、つちの子カメラとして大事に飾ってあります。
ペンEE3の記事
https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/e8c4a4fefbdbde5fe99678f113811adc
ペンDの記事
http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20070601
ペンSの記事
http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20070310
キャノン・ダイアル35の記事