
夏休み2日め、八ヶ岳を降りてきて、諏訪湖により美ヶ原を経由して、今夜の宿の、信州の鹿教湯温泉(かけゆ)へ向かった。
旅館の前に畑があって、車で着いたとき子供が走り回っていて、女将さんが自ら野良仕事。宿に入る前にひとしきり附近をカメラ散策していたら、トレトレのトマトをいただいた。
予約した「かつら旅館」は地の食材料理がウリです。しかも目の前の田んぼで無農薬・野菜作りをやっている。
でも美味くなきゃおしまいだが、チャント若旦那が心のこもった料理を出してくれた。

田んぼの合い間に養蜂もやっていて、蜂蜜も自家製。
これから天気がいいと、いっきに色づくんだろうーー。


何だか知らない草木。
鹿教湯温泉は知る人ぞ知る名湯だそう。お袋に「かきょう温泉にいる」と言ったらカケユでしょうと言いなおされたぐらい。
泊まった、かつら旅館は温泉街のはずれにあって、田んぼの中の一軒屋ふう。
附近のパンフを見ていたら、鹿教湯里山ハイキング・コースと言うのに見つけた。
どちらにしても、トレイル・ランニングの用意はバッチリだったんで、さっそくレッツゴー。

片道7kmせいぜい往復で15kmかな、、、と思って出発。
あんのじょう、山道に入ると手入れしてくれよー状態。看板は新しいようだがコースは荒れ放題。踏みあともわからないようなとこばかし。藪をかき分け行きつ戻りつ道はドッチだ、、、折り返し地点、保福寺峠まで1時間20分ぐらいかかった。標高が1400mあたりなんで、ケッコウな登りだったなーと今度は下りに。
行きに登山道と林道が交差していて、ときどき林道走りで、また山道に入るの繰り返しで、目印がないのでわかりにくいなーーーと思っていた。
下りに入ると、快調なんだが山道の入口がわからず、結局ずーと林道を走るハメに。すると、いつか山道に入れるかと思っていたが、どんどん目標の山から離れるばかり、方角からして隣の村に向かっているよーーー。山の見え方が、、、2山ほど違う方向だな、、、。
結局、林道を14km走って隣村へでた、、、。村の老人に鹿教湯温泉はどっちへ行けばいいのと聞いたが。
む・む・む・ムリだーとの返事。聞いた人が悪かったよう、、、。
そのところへ、助け舟のオバサン登場。
あの二股を下らずに、右の沢をずーと登っていきーーーと、ありがたいお言葉。
道路標識ではいちばん降りきったところから約10kmと、暑くてタマランなー。
くねくねした炎天下の林道をトコトコ。
暑くてたまらんけど、こんなところには何もないし、、、待ち合わせしているから休めないし。
行くしかないから、気を取り直してトコトコ、トコトコ。別所温泉へ6kmの分かれ道を過ぎても、まだ下りにならないよー。
ようやく峠を越え下りになったんで、いっきに加速した。喉もカラカラだし、こんな所に長居はしたくなかったから。
でてから4時間ぐらいかかって、干からびてゴール。
いいところ2時間のトレイル・ランニングのつもりが4時間近くなってしまった。しかもトレイル・シューズで23kmの林道はドタドタして走りずらいよー。
山道+林道=33kmのラン
日帰り温泉で待ち合わせていたけど、700円と言うので近場の300円の共同浴場へ。鹿教湯温泉の共同浴場「文殊の湯」はお勧めです。
文殊の湯の案内
http://www.journal.co.jp/nagano-onsen/higaeri/gar.kakeyu.html
信州の温泉マップ
http://www.journal.co.jp/nagano-onsen/higaeri/higaeri.html
喉が渇いたし、立て続けに2Lぐらいの水分補給。温泉で体重を量ったら59kgのはずが55kgに落ちていた。それって全部脱水?
帰りに松本へでて、安曇野の道の駅堀金へ寄る。ここの農産物は最高なんです!
http://www.mtlabs.co.jp/shinshu/agri/horigane.htm
http://www.ktr.mlit.go.jp/kyoku/road/eki/station/nagano_horigane/index.html
webを参照してください

大きなスイカは1800円。葡萄も買ったけどプリプリで美味かったー!

お勧めの「かつら旅館」
2人で18000円ぐらい。
今年も結局、信州の夏休みでした!

かつら旅館のHPは
http://www.katsura-ryokan.com/index.html