四国には何度も行ったことがあるが、四国の山は初めてです。
剣山の頂きにたつと、四国は山また山なんだなーと思う。
四国の方が、四国には海と川と山しかないと言っていたが、実は四国には日本の古い歴史が色濃く残っている。日本のオリジンですね。
ジャーン
剣山の登山口。
現地ではツルギサンともケンザンとも言うらしい。
剣山は信仰の山でリフトが架かっていて1700m辺りまで簡単に登れます。登山口までは山越えしてこなきゃならないので、最寄りの徳島や高知からも時間がかかります。私は徳島から山越えして入りましたが、大型車両は通れません。地方道ですが標高1500mの表示があって、意外に高い所に道路が通っている。
丸石(1650m)から見たら、すぐ下を林道が走っていたもの。
剣山の頂上ですが土砂降りの雨でした。
1955mありますが雨でも寒くはない。
気温は下界で22℃と夏にしては涼しいくらいで、山の上で18℃を切るくらいだった。
ショートスパッツと上はランシャツにテーシャツの重ね着に、その上にゴアテックスの雨合羽。夏はいつもこんな格好です。ワコールの小さいザックには雨カバーを付けている。持ち物は2Lの水、パン&食料を適当に、ランプを2種類、お金とテッシュ、長袖シャツ,地図とコンパス。
視界はさほど悪くなかったが雨はひどかった。行く手は次郎笈(ジロウギュウ1929m)。剣山から次郎笈までトレランの速い人だと30分ぐらいで行くらしい。
剣山から三嶺(ミウネorサンレイ1893m)まで山小屋泊して往復の予定だったが、身内に不幸があってトンボ帰りでした。この日は剣山から2時間で行ける所まででスタート。結局、丸石を越えて丸石避難小屋を越えたところで引き返した。
行程の半分といった所でしょうか。
三嶺にも剣山にも山小屋があり、日没や朝日を拝めます。
山深い山塊です。
本州だったら
2時間も歩けば何処かに出るけど、四国の山は東北の山のように人家と離れています。
丸石の避難小屋はしっかりした作りで、10人ぐらいは楽に泊まれます。
ここには水場が無いらしいが、この先の白髪避難小屋近くにはあると言う。山深い山塊ですが、所々に小屋があります。四国の人気ハイキングコースと書いてあった。
基本的に尾根筋なので見晴らしは良い。
尾根筋は1600mを超えると樹林地帯を出て笹になる。
雨が上がると蒸し暑いのでテーシャツになるが標高が上がるとまた雨になる。
こまめに雨合羽を脱いだり着たりした。
往復の4時間強で登山者は1人だけだった。
天候が悪かったからハイカーは来ないのでしょう。三嶺から剣山までは20kmあるから健脚じゃないと、オバンやオジンの足じゃ心配でしょう。
アプローチが長いのが、さすがに山深い四国です。大歩危小歩危からは近いけど時間的には遠い。
またいつか、天候の良いときに行ってみたいです。
日本の山は富士山や日本アルプスだけじゃない、各地に素晴らしい自然が残っています。国土のほとんどが山岳地帯ですから。これを見ずして日本を見たとは言えません。
2013年08月22日 Gel Fuji Trabucoを購入
http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20130822
330gと少々重たいが、ソール、サイドががっちりして軽量登山靴の感じ。特にソールが分厚くて尖った岩などでも痛くない。サイドの生地がゴアテックスなので簡単な防水性はある。特筆べきクセがないのが特筆かな~~~。探して買っただけのことはあります、気に入りました。サイズが26.5と0.5から1サイズ大きいけど、靴下を2重にはいたらぴったりでした。