ランシモ

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新潟の棚田米

2015-10-18 15:02:54 | 日記・エッセイ・コラム

お米は新潟の枯木又の山田さんから購入しています。

以前、棚田の田植えや草取り、借り入れなどを手伝ったことがあります。

よく知ったお米を食べたいでしょ。

毎年9月なると新米が話題になってきます。

今年の作柄がどうだったか、新潟より便りがきます。

じゃーん

今年は何を植えたのかなー。

コシヒカリは病害虫に弱く、ヒトメボレはわりかし強いので農薬がいらないと聞いたことがある。

でも山田さんは黒米をやっていて、他の白米もやるとなると大変だなーと思っていた。

山田さんの黒米は、オリジンの種で品種改良されて普通米の形をした黒米じゃない。細長くて米の原種に近いものだ。栽培も難しくて収穫量は白米の半分。ロスもでるし一般的な農家さんは作らない。

安くはありませんが、まったく高くもない。

生産者を知っていて、土地をよく知っているから、さらに安心です。

新潟の山間部なので寒暖の差が大きい。

平地ではコシヒカリ農家が多いけど、棚田では色々な品種を作っています。

黒米は手間がかかるお米です。

10kgを注文しました。

結局、魚沼産コシヒカリだった。ちょっと普通すぎたかな。

年によってはヒトメボレの時もあったり色々です。

山田さんの気分で作っているのかしら。

山田さんはランナーで同じぐらいの歳なので親しくなりました。

百姓の手伝いと、新潟地震の時は復旧のボランティアに駆けつけました。

県庁へ直訴状駅伝の時も、援軍ランナーとして3人で助っ人でした。

一緒に荒川フルマラソンに参加したこともあります。

その頃は速く走ったなーーー。

どんな時でも3時間30分は切っていた。

写真は2004年頃の田植えです。

 

黒米の田んぼです。

大勢で30人ぐらいで順繰りに田植えをしていきます。

棚田の担い手が高齢者化してきていて、県の職員たちが総動員してお手伝いをしていた。それと私たちのような棚田ネットワークのお手伝いさんたち。

田植えは腰が痛くなります。

でも、暑いさなかの草取りのほうが、はるかに大変だった。

除草剤を入れなかったので、草取りも人海戦術です。

下の写真では刈り取りが終わって、横木にはざかけで稲を干しています。

これとて結構難しい仕事だった。

ひと通り、新潟の枯木又で稲作をやらしてもらった。

私の労力じゃ手伝いにもならなかっただろう。県職員は実家が百姓という方もいるだろうから、もっと頼りになる援軍だったんじゃないかな。

秋の借り入れと天日干し。

いまどき、はざかけして天日干しはしません。

機械で熱風で乾燥させます。

天日干しのほうが美味しいとは言われています。

刈り取ったといえ逆さにしているので、水分がお米のほうに行きます。栄養分もお米に凝縮されて乾燥できます。

黒米は歩留まりが悪いと言われている。

実がポロポロ落ちやすい。

そっと作業しないと、せっかく実った黒米は脱穀機に行く前にポロポろ落ちて無くなってしまう。

黒米の稲は茎が真っ黒で育っている時からわかります。

黒米と赤米は原始のお米なんでしょう。

細長いのが特徴で、黒米でも普通米と同じ形のものは品種改良されたもの。

もともとは細長い。

霜降り肉やマグロのトロなどが嫌いだし、ウニトロいくらが苦手だから、食費が安く済むので主食だけは贅沢しています。うにとろいくら、霜降り肉じゃアスリートになりませんからねーーー。

あずきの収穫も同じころだった。

いろいろ何かにつけ新潟の枯木又には手伝いに行ったものです。

それが、3年前からの小平ダッシュ村につながっています。

コメント (3)
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