関東平野の西、奥武蔵の手前に位置する川越に、12人の「歩きカメラ」の面々で行ってまいりました。
川越は江戸時代には関東平野の農産物などの集積地だった。
江戸時代まで川が重要な交通手段だったからだ。
奥武蔵、秩父を流れる入間川と荒川が合流するのが川越近くだった。
荒川は上流に、秩父銘仙でゆうめいな絹の産地である秩父市を控えています。
古くは利根川も荒川とはかなり近距離で接していて、どちらも洪水を起こすような暴れん坊川だった。
それで利根川は東へ外房の銚子の方へ流し、荒川は西へ川筋を変えた。
江戸時代の大治水だった。
川がよく氾濫する川越の周辺の平野は米どころだったのだ。
川越の街は京都や奈良や鎌倉のように、見どころが広いわけじゃない。
わりかし、蔵が残っている通りは限定されます。
だから1日もあれば大方見て回れる。
蔵といっても、かなり豪壮な蔵造りです。
当時の繁栄が偲ばれます。
黒い蔵もあれば、白い漆喰のままの蔵もあります。
でも、川越には黒い蔵が似合います。
なんの為か、屋根がやたらと複雑です。
権力、財力誇示のためのデザインなんでしょう。
最近とみに日本全国で、着物姿で闊歩する女性や男性を多く目にします。
日本人だけじゃなく、外人さん、それもアジア系の方が多い。
浅草でも鎌倉でも東北の角館でも、日本人は元より、外人さんの着物姿がやたら増えました。
みなさん、レンタル着物です。
浅草などでは中国人が営業している、着物屋さんがあるという。
来日する前から、ネットで予約できるし、つまり好みを知っていて話が早いのだ!
スターバックスだって和風になっていた。
最近の観光は、ただ見るだけじゃなく体験型、経験型の観光になってきました。
物よりアクトというわけですな。
着物姿にカンカン帽が粋ですね〜〜〜。
「よ、ご両人!」なんて声をかけたくなります。
ハイカラさんが行くです。
川越で、今一番人気があるお菓子(立ち食い用)です。
川越名物のサツマイモを薄くスライスして揚げたものに、バターやジャムなどをつけて食べる。
大人気で30人ぐらい行列していた。
こちらは日本の伝統工芸品といっていいくらいの刃物屋さん。
よく切れそうです。
川越は何十年ぶりだったか!
代々木健康友の会の「歩きカメラ部」でした。
https://blog.goo.ne.jp/yoyogiken/e/d1a908d24a911e3c8394f4ccc20339ab
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