日曜日に行われた女子ロードレースを、ラスト3kmあたり富士スピードウエイ手前で観戦。
規制がかかっているので車もなきゃ観客もいない。
誰も暑い炎天下に下の道から歩いてこようとは思わないのだ。
私は高尾山・陣馬山を毎月往復しているので、暑くてたまらないは普通のこと。
へんぴな所で応援はなんてことない。
ジャーン
トップのアンナ・キーセンホーファー(オーストリア)
ゴールの富士スピードウエイまで3km地点、ギアチェンジして喘ぎながら登ってきた。
スタートしてすぐに飛び出して147kmを逃げ切った、大逃げのレースだった!
強豪オランダチームは逃げの人数がわからなかったそうで、捕まえたと思った選手のさらに先アンナ・キーセンホーファーがいた。
自転車のプロじゃなく、ケンブリッジ大学出の数学の研究者。
世界ランクは確か97番の大金星だった。
最後の登りでメダル争いの始まりだ。
ここでは2位グループはトップと2分以上の差があって、さすがに勝負あったが、ゴールでは1分15秒差まで詰めた。
勝ちを確信したトップのアンナ・キーセンホーファーが緩めたのかもしれない。
オランダチームは強かったが、スタートした地点からスパートしたアンナ・キーセンホーファーの後ろ姿を、、、いちども見ることがなかった。
どーもアンナ・キーセンホーファーが先行しているのに気がつかなたったたようだ。
逃げた人数を間違いらしい。
メイン集団に日本の選手がいたはずです。
観客がいないコースなので精一杯拍手した。
最後の登りはきついよーーー。
ラスト集団8人だと思ったが6人。
これで終わりだと思ってコースを歩いて戻ったら、また選手が1人。
ラスマイ3。
これが最後の選手2人。
キット全力で助け合って走ってきた。
150km走ってきて、トップとビリは20分ぐらいしか差がつきません。
箱根駅伝のような大差じゃない。
みなさんほんの僅かな差でしかない。
鍛えるということは、すごいことです。
帰りの渋滞を避けて温泉に立ち寄りました。
御殿場から箱根にちょい登り返したところにある「富士八景」から、夕暮れの富士山を見た。
ゆっくりして帰宅したら、渋滞知らずだった。