秩父夜祭2*日中の舞台・傘鉾の引き回し
2日の午後に秩父に到着。
6台の舞台と笠鉾が引き回しされていました。
記事最後にYouTobe(13分)をアップしました。
屋台・傘鉾の引き回しの時の車輪がギシギシいう音と、秩父屋台囃子の音が動き始めるときに引き手を鼓舞する変調する太鼓の音、、、これがいいんだなーーー。
私は秩父の夜祭のあの音・雰囲気が好きなので、映像もさることながら音を聞いてください。
秩父の夜祭は昼間から舞台、傘鉾の引き回しが行われています。
夜祭と言うだけあって、祭りのクライマックスは夜です。
しかし、舞台や笠鉾を近くでしっかり見たかったら昼間じゃないと見れません。
午後、陽が落ちる頃になると、秩父の小さな町に30万人もの観光客が来るので、押し合いへし合いになるので身動きが取れなくなります。
夜は混雑もさることながら規制がかかるので、自分が行きたい方に行けなくなります。
引き回しが来ても近ずくことも良く見ることも、人が多すぎてかないません。
本町屋台:高さ6.5m、重さ12トン
中町屋台:高さ6.7m、重さ14トン
上町屋台:高さ6.7m、重さ13トン
宮地屋台:高さ6.5m、重さ12トン
下郷屋台:高さ7m 、重さ20トン
中近傘鉾:高さ5.5m、重さ15トン
秩父市内の通りで屋台同士がすれ違うときは、幅がギリギリなので屋根に上がっている鳶さん同士が押したりします。
屋台や傘鉾にはハンドルがありませんし、車輪はタイヤじゃなく昔ながらの牛舎のような木製の硬い輪っか。
それで方向を変えるのは動いている時は左右に引っ張って、すれ違うところまでに屋台や傘鉾の軌道を修正するのです。
止まって方向を変える時は、舞台・傘鉾の中心に軸を設置して、エイヤーと人力で回します。
12トン〜20トンもありますので、牛車のようには簡単じゃなく方向転換(ギリ回し)は大ごとなのです。
日中は観客が少なく舞台や傘鉾をしっかりよく見れます。
若衆が担いでいるのは屋台を梃子の原理で持ち上げる棒。
この棒で、20トンもの舞台をテコで持ち上げて中心に心棒の軸を入れます。
日中よりも夜の方が提灯に火が入るので華やかではありますが、お祭り全体を見るのには日中からいた方が良い。
秩父の夜祭は
①午前中:町内に保管してある所から秩父神社に順番にお参りします。
②日中:5台の屋台と1台の傘鉾が、大通りを行ったり来たりと引き回しします。
③夜:秩父神社に集合した各町内の舞台・傘鉾が御旅所に向けて旅立ちます。
④クライマックス:提灯で飾り付けられた舞台・傘鉾が急坂道を登っていくところがクライマックス。
⑤夜明けまで:御旅所を12時過ぎに出た各町内の舞台・傘鉾は戻っていき引き回しは明け方まで続きます。
13分の秩父夜祭の日中編をご覧ください。夜の部は後日アップ。
カメラ:ニコンZ50、マイク:ニコンステレオマイクロフォン ME-1
秩父夜祭1*祭囃子を3か所で録音
https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/8c84a9b2cdd2d375679cf4c5393b4d83
秩父夜祭2*日中の舞台・傘鉾の引き回し
https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/89e8cdfdbd250c16ec524512c0e00320
秩父夜祭3*夜の屋台・傘鉾の引き廻し
https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/c531ecc36028582e6157fd3b1078ad38