陣馬山まで行くつもり21kmが、明王峠から相模湖に下りた18km。
このコースは十数年前に仲間と1回逆走しただけです。
明王峠あたりは何回か上ったり下りたりしているが、相模湖にここから下りたのは初めてです。
3ヶ月間トレイルランニングからご無沙汰していたので、高尾から藤野への片道切符の予定でスタート。ランニングじゃなくいいところ速歩だった。トレイルランニングの男女各1人づつに抜かれました。今日はハイカーも少なかった。
暖冬なので城山名物の霜柱がなかった。ここでいう霜柱は土が持ち上がった氷柱じゃなく、植物の霜柱が面白い形の氷を作ること。
高尾→高尾山→城山→小仏峠→景信山→明王峠→孫山→与瀬神社→相模湖駅
相模湖に下り切る手前、中央高速道路を陸橋で越える手前に、与瀬神社がありました。
いかにも古そうなたたずまいだ。
1682年に建立というから江戸時代からの神社なんだー。
山の中腹にあって、当時は相模川からは相当上にあったのだろう。
でも甲州街道は当時から川に沿って入るけど、かなり高みを通っていた可能性がある。
与瀬神社の東京寄りには小原本陣跡があるけど、そこも相模川から相当上にあった。
甲州街道は小仏峠を超えて相模川の流域に入っても、川添いの河原までは下りていなかったようだ。
相模川の川原まで下りると、渓谷が深くて暗くて畑も作りにくくて人が住みにくかったようだ。
だから甲州街道は、けっこうな高みを通っている。
境内から相模湖駅まではエラク急な階段を下りる。
なんでも3月11日(今年)に神輿が急階段を下りるそうだ。
神輿を落とさないで良く下りられるものだと感心します。
神社にいらした人に聞いたら、さすがに担ぎ手が少ないので他から応援を頼んでいるそうだ。
100人もいればお神輿もいくら急な階段でも手渡しで下りられるけど、少ないと実際に担いで下りなきゃいけない。
恐ろしいほど急です。
東京の愛宕神社ぐらい急な階段ですから!
立派な社殿でしょう。
右奥と左手前には舞台がありました。
色も抜けた古い神社さんです。
明王峠からの下りは最初はゆるゆる良い道だったが、陣屋温泉を分岐して孫山を過ぎたあたりから道悪になる。
悪いと言ってもごつごつとした岩道なだけですが。
高尾山~陣馬山領域の他のルートよりは荒れた感じがします。
ハイカーが少ないのだろう。
休憩所が一ヵ所あっただけ。
左の小屋はトイレだったか確かめていない。
いろいろ分岐がありますが表示を見ていれば間違いはない。
基本、相模湖駅に向かう。
どのコースをとっても下れるけど遠回りになるだけです。
珍しい花を発見!
3つの枝が分かれています!
和紙の原料になるミツマタだった。
相模湖長まで下り切った庭にあったので、見ていたら通りすがりのおばんに教えてもらった。
京王線高尾山口→小仏峠 1時間50分
小仏峠→明王峠 1時間10分
明王峠→相模湖駅 1時間20分
トレイルランニングじゃなく早歩きのタイムです。この時期なので寒くも暑くも無かったが、ペットボトルは1リットルを持参して残り少しだった。なるべく水分をとるようにした。このコースは18km~19kmぐらいだろう。陣馬山を超えて藤野駅まで下りると21kmと計算しています。
高尾山~陣馬山のトレイルランニングは通常は京王線の高尾山口がスタートです。
JR高尾駅からは和田峠や日影沢から入る人が多い。
その場合は陣馬山から高尾山への片道ハイキングでしょう。
トレイルランニングの人は高尾山口から入って、陣馬山往復するか城山往復するか、城山をこえて相模湖に下りるか、陣馬山を超えて藤野に下りるか、いろいろなコースをとります。
最近の私は、陣馬山往復28Kmがつらいので、藤野に下りる片道トレイルの21kmをコースにとることが多い。
今日は、明王峠についたときに、大勢のハイカーがいらしたので、ふとそこから相模湖に下りてみようと思ったわけです。
あまり知らないコースなので楽しみなんです。
毎回、同じコースじゃいくらトレーニングでも飽きます。
相模湖の駅前は、、、さすがに藤野よりは大きくてお店が多い。
喫茶店に入りサンドイッチとコーヒーを頂いた。
喫茶店が2軒、食堂が2軒、蕎麦屋さんが1軒ありました。
相模湖湖畔まで下りきると、いろいろな観光レストランがあります。
私も息が切れるような走りは練習でもしません。
歳を考えて適度なエクササイズにしています。
神馬さんを超えて藤野に下りると21kmでハーフの距離です。神馬山を往復すると28kmですが、フルマラソンと同じ負荷と考えられています。タイムがフルマラソンと神馬さん往復がリンクしています。ひざは山道にこたえますので、無理をしないでください。自転車のほうがひざには優しいと聞きました。