2020台湾紀行4、見晴懐古道(台湾の東海岸の宜蘭から太平山に登った所)
太平山までは台北から車で3時間かかりました。ジミーさんに車を出してもらいました。公共交通では不便きわまりない台湾の秘境です。
日本統治時代に伐採した木を運び出すために作られた太平山森林鉄道跡が残っています。
作られたのは100年も前のことです。
廃止されたのは1982年だそうです。
索道と森林鉄道(狭軌)を使って木材を切り出していた。
阿里山には登山列車が嘉義市から出ていますが、太平山のは登ったところに一部区間だけ残っています。
太平山森林鉄道は索道区間と鉄道区間で結ばれていた。
木を運び出すのには索道の方が効率が良いそうで、水平移動には鉄道をつかい、傾斜があるところは索道を使っていたようだ。
それで,索道区間(ワイヤー吊り)と鉄道区間でブチブチになっていた。
見晴懐古道は全長3kmほどの森林鉄道跡の遊歩道です。
宜蘭まで高速道路がありますが太平山までは、台北から3時間かかりました。
標高が高いので亜熱帯の台湾とて防寒着は必要でした。
ここまで足を伸ばしたならば宿泊したいところですが、宿は太平山荘と翠峰湖近くの翠峰山屋しかありません。
標高2000m近いところで寒いが、台湾らしく暖房がありません。
2年前に訪れた阿里山の宿にも暖房がなかった。
だから、山に行かれる方はそれなりの防寒着はあった方が良い。
でも、日本の冬山に比べたら10℃は高いでしょう。
翠峰山屋の朝は零下になったようで、車のガラスや路面の濡れたところが凍っていた。
見晴懐古道の入り口には10台くらい止められる駐車スペースがあった。
ただ10台ぐらいしか止められないので、車の駐車に順番待ちが必要かもしれない。
屋久島にも森林鉄道があったが、たぶん山が深く高いので線路は窮屈に作られていた。
雨が多いのも阿里山や、日本の屋久島などとそっくり。
雨量が多いから森林が育つのだろう。
線路の桁が無くなっているところもあるし、それよりも苔がびっしり生えていて、苔むす森であります。
線路は危険なので遊歩道には迂回路がある。
午前中に着いた時は観光客が少なかったが、明るくなるにしたがい大勢の人が来た。
夏だとハイカーや観光客で数珠つなぎになるのだろう。
そうそう、この日は2020年の元旦だった。
伐採された切り株があちこちにあります。
屋久島の白谷雲水峡に似ています。
苔だらけです、、、結構毛だらけ猫灰だらけ、お尻のまわりはクソだらけってね、寅さんが言っていたねーーー。
2020台湾紀行2、新北投温泉(台北からMRTで1時間もかからない)
2020台湾紀行3、読人館(聯藝埕)100年前の豪商の館をホテルに造りかえた
2020台湾紀行10、Kホテル、柯逹大飯店(台北松江)の朝食は良い
2020台湾紀行11、朗舎、台中のホテル(PETRICHOR)
2020台湾紀行12、集集線の旅、二水(台中、彰化の先)から入る
2020台湾紀行17、台中州政府舎(100年前のレトロがいい)
2020台湾紀行21、分子薬局(Molecure Pharmacy)台中にできた前衛薬局
2020台湾紀行22、鹿港で創業1800年代の肉包の阿振肉包(饅頭屋さん)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます