昨年11月から痛めた足を病院で見てもらった。
足底筋の炎症だった。しかし、ときどき走ってしまったため、治りが遅くなった。骨折でなかったので嬉しくなり、スポーツセンターで気分が悪くなるほど筋トレした。
高知県の西はずれに自遊学校という変わった宿がある。
初めに訪れたのが数年前の夏。実にのどか。私たちが水中3点セットで小さな入り江でもぐっていたら、スクーターに相乗りしてきた子供たちが、「何しているのー、何かいるー」と無邪気にこえを掛けてきた。海中散策に没頭していた私の方に、いきなり走ってきて堤防の上から10人ぐらい続けて海にジャンプ。
今年も「四国へうどん詣で」に行ってしまった。
おそるべし讃岐うどん、を見ながら香川は琴平(綾歌、綾南)のあたりへ出没した。讃岐に来たらドーシたって金毘羅さまにお参りしなきゃ、てわけで拝んだ後に参道にあったウドン屋「中野学校」に入った。でもヤッパリというか、あたりまえのように観光地の食べ物屋はペケ!口直しに近くらしい評判の店を探しだして行ったが、これがウマーかった。「めんくい」と言うお店だが、外観はタダの素っ気無いプレハブ。気合が入った店員の動き、目つきを見るだけでダダ者ではないぞー。両手でどんぶりを頂き,、うやうやしく見ると実にシンプルで具もきれい、ウドンが活きている。うまい!
昨年は高野山の宿坊に泊まったが、今年は四国、香川県と徳島県の県境にある、山寺、箸蔵寺にお世話になった。
ちょうど暮れの31日に雪が降り、めったにないことだと喜んだが、寒くて死にそうだった。高野山の宿坊と違い本当にお寺の片隅の部屋で、古い建物なので、すきま風がピューピューふきこんでくる。夜と朝のお勤めはサボれず、じっとして耐え零下になる板の間に1時間。しかし、精進料理は心のこもった物で、高野山の本覚院は洗練された精進料理(もどき料理)だったが、箸蔵寺のそれは質素な材料に手間ひまかけたベーシックで、薄味で材料の美味さが引き立つ料理だった。
昨年、世界文化遺産に認定された高野山は日本のアジアのオリジンだと思っていたが、箸蔵寺にはさらにディープでローカルなものがあった。日本のオリジンに触れるには良いところです。
ちょうど暮れの31日に雪が降り、めったにないことだと喜んだが、寒くて死にそうだった。高野山の宿坊と違い本当にお寺の片隅の部屋で、古い建物なので、すきま風がピューピューふきこんでくる。夜と朝のお勤めはサボれず、じっとして耐え零下になる板の間に1時間。しかし、精進料理は心のこもった物で、高野山の本覚院は洗練された精進料理(もどき料理)だったが、箸蔵寺のそれは質素な材料に手間ひまかけたベーシックで、薄味で材料の美味さが引き立つ料理だった。
昨年、世界文化遺産に認定された高野山は日本のアジアのオリジンだと思っていたが、箸蔵寺にはさらにディープでローカルなものがあった。日本のオリジンに触れるには良いところです。