昨年は高野山の宿坊に泊まったが、今年は四国、香川県と徳島県の県境にある、山寺、箸蔵寺にお世話になった。
ちょうど暮れの31日に雪が降り、めったにないことだと喜んだが、寒くて死にそうだった。高野山の宿坊と違い本当にお寺の片隅の部屋で、古い建物なので、すきま風がピューピューふきこんでくる。夜と朝のお勤めはサボれず、じっとして耐え零下になる板の間に1時間。しかし、精進料理は心のこもった物で、高野山の本覚院は洗練された精進料理(もどき料理)だったが、箸蔵寺のそれは質素な材料に手間ひまかけたベーシックで、薄味で材料の美味さが引き立つ料理だった。
昨年、世界文化遺産に認定された高野山は日本のアジアのオリジンだと思っていたが、箸蔵寺にはさらにディープでローカルなものがあった。日本のオリジンに触れるには良いところです。
ちょうど暮れの31日に雪が降り、めったにないことだと喜んだが、寒くて死にそうだった。高野山の宿坊と違い本当にお寺の片隅の部屋で、古い建物なので、すきま風がピューピューふきこんでくる。夜と朝のお勤めはサボれず、じっとして耐え零下になる板の間に1時間。しかし、精進料理は心のこもった物で、高野山の本覚院は洗練された精進料理(もどき料理)だったが、箸蔵寺のそれは質素な材料に手間ひまかけたベーシックで、薄味で材料の美味さが引き立つ料理だった。
昨年、世界文化遺産に認定された高野山は日本のアジアのオリジンだと思っていたが、箸蔵寺にはさらにディープでローカルなものがあった。日本のオリジンに触れるには良いところです。