震災、原発事故と続いて社会生活が不安ですが、助けあい日本を復興したいと思います。
当社OBのMiyoshi氏が、今回の地震の発生場所と、各地の地震強度をプロットした時間経過を、YouTubeに発表しています。
*********************
地球規模の地殻変動が、どのあたりで何が起こっているか、これを見ると良くわかります。どのプレートが動いているか、時間経過を加味しているのでわかりやすい。
次は、どこが危ないか素人でも薄っすらわかります。
ご覧ください。Miyoshi氏は写真家です。
「震源地の移行」
Vol1 11日~17日 http://www.youtube.com/watch?v=totP-TObCsc
Vol2 18日~25日 http://www.youtube.com/watch?v=MkLmbYtn7o8
Vol3 26日~01日 http://www.youtube.com/watch?v=Ku0YuFg6rp8
Vol4 01日~08日 http://www.youtube.com/watch?v=S7RodKjbHYE&feature=mfu_in_order&list=UL
この動画で震災後不安定化した北米プレート(以下プレート=P)の様子が手に取るようにわかると思います。
震源を細かく追うのではなく、全体的を眺めるような視点で見てみてください。
現在の三陸沖以外の地震多発地帯は
A,茨城千葉沖の群発地震
これは、三陸沖のM9.0震源からプレート境界に沿って地殻破壊が連鎖、
北米P、太平洋P、フィリピン海Pが地下で重なる地点で連鎖が止まり、そこに断続的に圧力が掛かっている。
B,北信の栄村の群発地震
C,富士宮周辺の群発地震
これらは三陸沖のプレート境界に地殻が引きずり込まれることによる地殻移動が、
東北地方が千葉東岸を支点に時計回りに地殻移動を起こしているようです。
フォッサマグナの西断層(糸魚川静岡構造線)の中越北信では断層が離れる力が、富士宮では断層が圧迫される力が働いているのでしょう。
飛騨地方や秋田沖の地震も、地殻移動による地殻の歪みが内陸の活断層に影響を与えているものと思われます。
日本列島が形成された過程と逆のことが起ころうとしているんですね。
1,千葉沖で圧力を受け止めているフィリピン海Pがどこまで耐えられるか。
太平洋Pに押されてフィリピン海Pまで動けば、東海沖地震に発展するおそれがあります。
2,フォッサマグナ南端に掛かる地殻移動の圧力による富士山活性化の懸念。
3月15日、富士山直下にM6.4の地震が起きました。
富士山はフォッサマグナ帯にあるだけでなく、北米P、ユーラシアP、フィリピン海Pの接点に形成された活火山なので、
北米Pが不安定化した現在、何が起こってもおかしくない状況です。
3, フォッサマグナ北端の活断層分断。
上記地殻移動図のとおり、東日本が千葉を支点に時計回りに動いている以上、
フォッサマグナの構造線の地割れ懸念されます。
もちろんそれには地震が伴います。
以上を原発問題と絡めると、1は東海村,1,2は浜岡原発に、3は柏崎刈羽原発に影響を与えると思われます。
日本だけでなく環太平洋規模で天変地異が起きているのは、太平洋プレート周辺の活動が活発になったと捉えるべきです。
先のNZ地震、ミャンマー地震、タイの洪水などもその一環かもしれません。
地球の地殻変動のサイクルが変わったのでしょう。
フォッサマグナに負担をかけているため起こっています。
***************
地震は誰にも因果応報が分からない天災なので、「単純な観察が役に立つかと思い視覚化しました。」
日本列島規模、地球規模で俯瞰することで見えてくるものがあり、興味を持って続けている次第です。
******************
Miyoshi氏に期待します!