東京の西、あきる野へ栗の買い出し。
ジャーン・渋皮煮
栗の直売所のプラケースでガサゴソ。
関東では茨城の栗が有名ですが、東京の栗もなかなかです。
茨城の街道に栗屋は立派な店構えだったが、栗自体はどちらかといううと東京あきる野の栗の方が新鮮だった。
たぶん、とれたてだったからでしょう。
あきる野の栗畑の直売所は、体裁など気にしていないで、プラケースから栗を手づかみで量り売り。
あきる野の栗は新鮮で虫食いが少なく美味しい。
虫食いがないのは嬉しい!
このプラケースの中の栗の上をニョロニョロ虫(小さくて黒い)が歩いていた。
それが栗の硬い殻を食い破り中に入ってしまうのだと思う。
栗は木の枝からとったら、すぐに冷凍か茹でるかしないと虫食いになります。
落ちている栗には、虫が入っている確率がえらく高い。
昨年までは秋川街道筋にあった栗婆さんで買っていたが、栗婆さんが歳でついにやめたようなので、秋留台公園近くの栗オヤジのところで購入した。
栗婆さんは、その日の朝とった栗を店頭で濡れた布をかけて栗が乾燥しないように気遣って、すごく栗に対しての愛情を感じた。
栗のとんがり帽子があるのは新鮮な印です。
とんがり帽子は栗をゴロゴロ混ぜたりしたら、あっという間に取れてしまいます。
だから、とんがり帽子が残っているのは、触られていないかかき混ぜられていないということ。
私:このとんがり帽子があると新鮮な証拠なんでしょー
栗や:そんな。とんがり帽子は、こうやってガラガラかき回したら、あっという間になくなってしまうぞー
私:あれまー、そんなことしたらとんがり帽子がとれちゃうよー
栗や:そんなもの、こうしてやる、、、ガラガラ・ゴロゴロ・ガラガラ
私:小声で「ランボウだー」
東京のあきる野のくりオヤジは実に乱暴だった。
あの元気さ乱暴さだったら、今しばらくは大丈夫かな。
ランボウのきっかけは、乱暴オヤジに栗のとんがり帽子を「いいですね」と褒め称えていたら、何を思ったか憎々しげに、大量の栗の中に手を突っ込んでかき混ぜ出した。
「こんなもの、こうやってかき混ぜたら、なくなってしまうんだーーー!」
あんれまーせっかく新鮮な栗の帽子が取れちゃうよーーー。
そのオヤジの栗は新鮮で虫食いもなく絶品だったが、、、そいつは暴君だーーー。
たぶん、、、このおやじさんは栗販売のアルバイトさんだろ。
栗に対する愛情が全く感じられなかったし、そもそも栗の尖がり帽子を知らないなんて、ド素人もいいところ。
栗の渋皮煮。
いっぱい作って会社スタッフなどに食べさせてやった。
マロングラッセじゃないので甘くはない。
栗本来のお味です。
茹で栗も、もちろん絶品だった。
2020年9月26日 栗を買いに秋留野へ
https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/13dfb2ee95d4548e9f93c16c9fd085ca
2019年9月24日 栗を買って栗ご飯
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2017年9月24日 滝山街道の栗
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2016年9月20日 栗を買いに婆のお店に
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2015年9月22日 栗とベーコン、男の料理教室
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