大学時代の古い友人たちと旅行です。
コロナの規制がとけたばかりなので近場の散策でした。
話は2年ほど前に朝日新聞だったと思うけど、茨城の石切りだし場のことが記事として書いてあった。
何を隠そう、石切山脈と書かれていた石切場の社長を友人がやっていたのだ。
その会社は、、、元わと言えば明治時代をさかのぼるくらい由緒あった石やさん。
中野組と言っていたらしいが近年の不況で傾いて、その立て直しに送り込まれた人が友人だった。
あちこちの会社を再建していたので地方の財界には頼りにされていた。
石切山脈の看板は高速道路を下りると道路標識として書いてあったので迷うこともない。
ここで産出される石は真白な御影石。
東京駅修復などで使われています。
車で東京から100kmぐらいで、腹が空いたので茨城の栗を使ったモンブランを食す。
いちばん立派なモンブランは1800円もするけど、私がオーダーしたのは1000円のシンプルなモンブラン。
上から栗色の栗でできたソーメンのようなものが降り注いでいます。
ずいぶん大きなもので都内なんかで食べるモンブランの優に4倍くらいの大きさと迫力。
さすが栗の一大産地。
じゃーん
栗の山ができました。
モンブランは甘ったるくなく美味しかった。
ここは上から石を切り出している。
アクション映画や特撮などで爆破シーンなどでよく使われている。
大学の時代のクラブの同窓生なのでほとんどが第二の人生を楽しんでいる。
石切場は最初は縦に掘り進んでいたので大きな穴になった。
水面下は60mあるそうです。
穴になっていくと周辺からの土の圧力で岩がミシミシしていたそうです。
圧力が高まって穴が崩れだしたら大変なので、水をためて圧力の均衡をとっているそうだ。
石の切り出しは今では山のテッペンから切り出していって、穴にはしないと言っていた。
こんな日本離れした景観がもったいないので入場料をとって観光客を受け入れている。
その休憩所では地元茨城さんの栗を使ってモンブランを出しているということだ。
一石二鳥ですね。
地産地消と観光客の受け入れ、、、面白いことを考えるやつだ。
お近くを通ることがあればお寄りください。
石切山脈
- 電話番号 0296-74-2537
- 所在地 〒309-1635 茨城県笠間市稲田4260-1